新訂 孫子 (岩波文庫)
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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
普遍的な戦略論。 実感が伴わないため感じることが少なかったが、 これからも辞書のように何度も読み返したい作品ではあった。 「故に兵は拙速なるを聞くも、未だ巧久なるを見ざるなり」 まずくとも素早くやることの方が、うまくて長引くよりも良い。 「戦勢は奇正に過ぎざるも、奇正の変は勝げてなむべからざるなり」 闘いは成功法と奇策に二つに過ぎないが、その組み合わせは無限であり、大きな違... 続きを読む »
云われるところの「孫子の兵法」の原典に初めて触れた。なるほどと思わされる内容が多い。兵法ばかりでなく、哲学でもあろう。
孫子の兵法 完全版(http://maneuver.s16.xrea.com/cn/sonshi.html)を読了。
三国志を読んだばかりだったので、あああれはこの兵法に基づいたものだったのか、と頭の中でシーンが思い浮かんで楽しかった。
「昔の善く戦う者は先ず勝つべからざるを為して、以て敵の勝つべきを待つ。
勝つべからざるは己れに在るも、勝つべきは敵に在り。故に善く戦う者は、能く勝つべからざるを為すも、敵をして必ず勝つべからしむること能わず。故に曰わく、「勝は知るべし、而して為すべからざる」と。」
戦略に関して少し思い違いをしていた。
一部は現代にも活用できそうだ。
「中国最古の、最も優れた兵書」だけあって、人生の在り方、事業戦略…
今もなお、相手のあること全てに対して深い洞察が得られる気がします。
「勝兵は先ず勝ちて而る後に戦いを求め、敗兵は先ず戦いて而る後に勝ちを求む。」
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず。彼を知らずして己を知るは一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば戦う毎に殆うし」
十三篇、その時々にあったフレーズをじっくり噛み締めたいものです。
かなり小ざっぱりとした訳、当時の中国の戦争の様子がイマイチ分からないのが残念。ただ、読み込むには良い出来栄え。孫子は暗記レベルまで読んで、初めて、本当の意味がわかると言える。
「敵を知り、己を知らば百戦して危うからず」
この言葉の本当の意味がわかれば、孫子を理解したと言える。
要約すると、「戦いそのものでなく、戦いの前の準備で勝利する」「勝つ人には前もって具体的かつ現実的なシナリオが見えている」。何事も事前準備の積み重ねだと感じた。原典で読むことは大事。
孫子の兵法の漢文、読み下し文、口語訳が記載された本作品。今回は口語訳を読んだ。基本的には「土地」(風向き、坂)、「相手の状態」を考え、攻めるときは攻め、守るときは守るなど、戦闘における戦略について述べられている。また、部下の取り扱い方、スパイの取り扱い方など様々な策略についても述べられている。感想としては本書がなぜ企業戦略として見習うべき書となっているのかわからなかったが、戦わずして勝てるよう策を練っておくことの必要性を感じることができた。
曹操が注釈をつけた兵法書って何なのかしら?と思って読み始めた孫子。こういう古典ものって、難しいのではないかと思って遠ざけがちだったが、読んでみると結構面白いことが書いてあるので、気がついたらハマって読んでいたり。 特にこの岩波版の新訂・孫子は読みやすく、お薦めできる。漢文、書き下し文、現代語訳文、注釈・・とブロックごとにすべて分けられているので、自分の読みたい部分だけ読めば良い。解説によると... 続きを読む »
そもそも戦わずして勝利を収める方法を考えよ(そのための謀略)、
戦をするなら勝算がある状態で始めよ、
いったん戦を始めれば兵を死に物狂いで戦わせる状況に追い込め、
将軍は理性で合理的に判断せよ、
スパイや斥候を用いて情報戦を制せよ。
などといった、ごく当たり前のことがごく当たり前に書いてある本。どうして皆がこれをありがたがるのかが正直わからない。いや、これは当たり前のことを教えてくれる人がいないからか、それとも日々の生活で、当たり前のことを当たり前にできないことが多いことの表れなのか。
孫子がビジネスに効くということらしい(この類の書籍が大量に出回っている)が、この手の古典をそういう方向で解釈するのはいくらでも可能なのではないか。
唯一意外だった視点が、兵を死ぬ気でやるしかない状況に追い込めという点だった。現場の士気をどうしたら高められるか、その解は書いてはいなかったけれど。
高台を背にしてたたかうことが大切だとはおもわなかった。
諜報員の重要性はこの時代でも変わらない。
火攻めの方法は5つある。
古いものには、新しいものがいっぱいつまってる。
中国では三国志の武将たち、日本では戦国時代の武将も、そして現代では、今を生き抜くビジネスマンたちが参考にしている孫子の兵法。 さぞ難解なんだろうと思いましたが、予想に反して薄い本。 さらに、言語と読み下し文、その和訳と、段落ごとに3種類の表記が掲載されているため、目で読むにも口に出して読むにも、そして意味を知るにも便利でぬかりありません。 だからこそ、本文はさらに短いものでした。 ... 続きを読む »
中国の方に恋愛相談したらおすすめされたので読んでみました。負け戦っぽいなって思い知らされました。
簡古、隠微。
「項羽と劉邦」や「三国志」、「水滸伝」など中国歴史小説を読んでいると頻繁に登場するのが「孫子の兵法」。上記小説よりも遥か昔の春秋時代に書かれた兵法書である。今から2500年も前にこれほどの的を得た兵法書が作成されていたとは、恐るべし中国パワー!である。 内容にまったく古臭さはなく、現代のビジネスで使える原理が盛り沢山。その多くが今まで色んな場所で目にしたり(彼を知り、己を知れば百戦して危うからず... 続きを読む »
私は、この本を「古代中国のビジネス書」と捉えた。
というのも、
「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」
ということを、
手を変え品を変え、
ずーっと言い続けているからだ。
「兵は国の大事」「敵の情を知らざる者は不仁の至り」のほか、「君命に受けざるところあり」「疾きこと風の如し」など、馴染みのフレーズ。何度かトライしていたが、何回目かにしてはじめて読破。最近のサイバー攻撃対応にも通じるものがある。
あまりにも有名な兵法書。名前だけはゲームに出てくるアイテムとして知っていたけれども、内容は全く知らなかった。
読んだ印象は、兵法も人生も同じだな、と。この本を読んで教訓を得たと言うよりは、兵法で大切なことを知ることによる自分のなかの指針の再確認をした、という感じ。

この本の凄い所は時代、分野を問わず幅広い普遍性を持ち、兵法書でありながら非好戦的である点です。「兵は国家の大事なり」、戦争は大変な事であるかよく考えてから実行する事、という言葉で始まる本書は常にこの考...






