孫子 (岩波文庫 青 207-1)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003320716

感想・レビュー・書評

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  • ドゥルルル・・ジャーン! 知ったか本選手権、第2位はこの本でした:

    所蔵情報:
    品川図書館 399.2/So48

  • 戦わずして勝つ。
    社会でいきるための攻略本。

  • 中国古典。
    非常に示唆に飛んだ1冊。

    戦争というのは、強力しないほうがよい。
    無血降伏が重要。
    優れた将軍は自国の消耗を極端に抑え、
    また、敵国についても無用な殺生などはしない。

    そのためにも如何に相手を知り、自分を知り、
    実情に沿った理解をし、計画を練るか。
    計画で成功しなければ実際には成功しない。

    計画を疎かにするものへの指摘もある。

    情報の重要性、
    物事を行うための準備の大事さを学んだ。

  • 好戦的な内容では無い
    彼を知り己を知れば百戦危うからず
    に集約される内容

    自国の国民の為にも戦争は長引かせて良いことはない

    戦って打ち負かすことより無傷で降伏させることがベター

  • 社会人になり、雑談を増やすために読む。
    よくよく読むと、色々な著名人が拝借しているのを学びました。

    やはり昔からある本は良いです

  • 孫子の兵法を学びたくて読んだが、戦いだけでなく日常やビジネスに活かせる内容で学びが多い。
    以下、印象的な二文。
    『混乱は整治から生まれる。おくびょうは勇敢から生まれる。軟弱は剛強から生まれる。』
    『およそ戦争の原則としては、高い陵にいる敵を攻めてはならず、丘を背にして攻めてくる敵は迎え撃ってはならず、嶮しい地勢にいる敵には長く対してはならず、偽りの誘いの退却は追いかけてはならず、鋭い気勢の敵兵には攻めかけてはならず、こちらを釣りにくる餌の兵士には食いついてはならず、母国に帰る敵軍はひき止めてはならず、包囲した敵軍には必ず逃げ口をあけておき、進退きわまった敵をあまり追いつめてはならない。』

  • 教養の為に読んどいた

    昔の戦争の必勝法。
    現代にも通じるところがあった。

    戦は戦う前から勝敗がある程度決まってて
    敵と味方の情報、環境、コンディションを見極めてタイミングを見計らって挑むべしって話。

  • 孫子の教えに、昔も今の惹かれる人が多いのがよく理解できる。
    兵法としてだけでなく、よりよく生きるための書である。
    この1冊だけではその教えを十分に理解することは難しいので、
    「韓非子」や「老子」、そして種々の歴史書とともに読みたい。

  • 仕事に役立つかと思い購入してみましたが、仕事だけでなく、日常の事柄にも使えそうだと感じます。
    戦争は準備で勝敗が決まる。や、戦争をするべきか退くべきかの判断基準なども書かれており、仕事においても適用できる部分がとても多いと感じます。良書。

  • #本 #孫子
    金言の宝庫、ってのはこういう本を言うんだろうな……その気になれば数時間で読めると思います。
    個人的には最後の最後の話で、“戦争”というものがどこから始まっているか、とわかってゾワッとしました。

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著者プロフィール

1920年、三重県生まれ。東北帝国大学法文学部支那哲学科卒業。文学博士。東北大学名誉教授、追手門学院大学名誉教授、日本学士院会員。2003年、勲二等瑞宝章受章。著書に、『秦漢思想史研究』(平楽寺書店)、『管子の研究』(岩波書店)、『淮南子の思想』(講談社学術文庫)などがあるほか、訳書に、『論語』『荀子』『荘子』『韓非子』『孫子』『大学・中庸』(いずれも岩波文庫)など多数。2006年、逝去。

「2022年 『死と運命 中国古代の思索』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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