韓非子〈第4冊〉 (岩波文庫)

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著者 : 韓非
  • 岩波書店 (1994年9月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003321041

韓非子〈第4冊〉 (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 難勢、定法は 韓非子の基本思想がまとまっている。
    君主が 術、法、勢を全て持つ
    *術は 臣下に仕事を与える、権限
    *法は 臣下を賞罰する、法令や模範
    *勢は 臣下を屈服させる勢い、権勢

  • 完全な政治などないのだと教えてくれる本。

    韓非子は法家思想の代表格だ。
    彼は政治の基本は賞罰しかないと言い切っている。

    確かに功績のあるものを褒め、間違ったことをした者には罰を与えるというのは理に適っている。
    当時の中国の時代に儒教的な教えを広めていた中でも韓非子は批判している。
    人は信賞必罰をもってしか動かせないと。

    時に非情にうつる彼の手法であるが、
    それは必死に国を変えようとしている彼の思いではないか。
    いつの時代も変革を求めているなかで
    変わらない世の中であるが、彼は自分の思想をもって国を変えようとした。
    その思い・情熱には感動できるものがある。

    それがこの時代にも読み継がれている理由なのかもしれませんね。

  • *オフィス樋口Booksの記事と重複しています。アドレス;http://books-officehiguchi.com/archives/3885141.html

    これらの本の構成は、漢文(原文)→書き下し文→口語訳の順で各段ごとにつけている。

    中国の法思想・政治思想の本であるが、読者自身が韓非子の思想を身近な具体例がないので、ピンとこないし、自ら考えなければならないので、初学者向けとは言えない。今後の研究方針として、政治思想の研究で、これらの本と私の専門分野との往復をしながら研究を進めたい。

  • 『BQ』(林野宏著)ビジネスパーソンに必須の23冊
    20思想とは何か

    出口治明著『ビジネスに効く最強の「読書」』で紹介
    性悪説に基づく支配者の統治論。信用できない人々を効率的に動かすにはどうすればいいのだろうか。

  • そもそも、良い馬をつけたけんこな車を、五十里ごとに1つずつ配置し、それを中程度の普通の御者に任せたなら、できるだけ速く、できるだけ遠くにゆくということも、達成できるわけである(なにも飛び抜けたものが必要なわけではない)

    事実とは思わないことでも、十人が言うとあるいはと疑い、百人が言うとそうかもしれないと思い、千人になるとかたく信じこんでしまう

    古い時代では、男でも耕作をしなかった。草木の実があって食物は十分だったからである。(中略)ところが、今、一人の人に五人の子供がいるのは多いとはいえないが、その子どもたちがまたご人ずつの子供を生むとなると、祖父が生きているうちに25人の孫ができることになる。こうして人間の数は増えて財貨は乏しくなり、汗を流して精一杯働きながら生活は貧しくなってきた。だから人々は争うのである(人口論。。。!!)

    事は時代に従って変わり、対策はそのことに合わせて立てるべきである。

    お上の利益と臣下の利益の違い

    公然と古代の聖王を根拠にしたりするのは詐欺である(わかりようがないのだから)

    お上が金持ちから税を徴収して、それを貧乏なものに施すとすれば、これは努力して倹約に勤めているものから奪い取って、贅沢をして怠けているものに与えるということになるのだ

    その人物を実際に官職につけてみて、その仕事ぶりを検討したなら、普通の凡人でもその人物が愚か者か智者かを見分けるのに迷うことはない

    法術をわきまえた君主は、偶然にしか現れないような善を追い求めないで、必然的な結果の出る方法を行うのである

    そもそも民の本性は、労働を嫌って安楽を好むものである

    悪事はどんな小さいことでも見落とさないというのは、密告と連坐の決まりによってそうなるのである

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4003321049
    ── 韓非/金谷 治・訳《韓非子(第四冊)19940916-20060915 岩波文庫》
     

  • 韓非子の第4冊です。
    全4冊の中では第1冊と並んで、読みやすく、また、趣旨が明快な篇が多かったと思います。

    勢、そして法と術の重要性を説いた勢難、定法、始皇帝も読んだという五蠧を特に繰り返し読みたいと思いました。

  • 4003321049  287p 1997・8・5 4刷

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韓非子〈第4冊〉 (岩波文庫)の作品紹介

『韓非子』の中には、韓非自身が書いたのではないものもあるが、自作とみられる諸篇は、巧みな比喩に富み、抑揚の多い論理的な説得力のある堂々たる大文章である。本冊には、「五蠧」篇など自作とみられる諸篇を含む一六篇を収録。

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