- Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003321461
感想・レビュー・書評
-
購入した14年前に一度読んだきりだったので、この度再読した。
まず、訳者のひとり小川環樹氏が巻頭の「はじめに」の中で、「原文の一字ももらさず翻訳するようにつとめた。」と述べられていることに敬意を表したい。
本巻には「呉太伯世家 第一」「斉太公世家 第二」「魯周公世家 第三」「燕召公世家 第四」「管蔡世家 第五」「陳・杞世家 第六」「衛康叔世家 第七」「宋微子世家 第八」「晋世家 第九」の現代語訳、巻末に春秋時代要図と戦国時代要図の2点の地図を収録。
「世家」とは諸侯の治乱興亡の記録にほかならない。
読んでいて面白かった。
特に「宋微子世家 第八」内の「鴻範九等」のくだりは興味深い内容で、現代社会にも通ずるものがあると思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
訳:小川環樹、今鷹真、福島吉彦、解説:今鷹真
-
『史記』「世家(せいか)」の部(全三十巻)の全訳である。『史記世家(上)』では「呉太伯世家 第一」から「晋世家 第九」までを収録。
-
史記趙世家を読んで、キングダムをより深く楽しむために上中下と3冊まとめて購入。
燕と斉家(田斉)が読める。ただ、それだけ。 -
全三巻