歴史(中) (岩波文庫 青 405-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (385ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003340523

感想・レビュー・書評

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  • 入院中に自宅の本棚から供給してもらった。何年か購入してあった著書だ。
    地中海を中心にエジプトやリビア、地中海東部沿岸、ボスポラス海峡や黒海等の広い地域で多くの国や民族が出てきて頭の中は大混乱だ。まあ当時は都市国家を基本としていたから国が細かくなるのはやむを得ないか。2,500年もの前の国を治める者達の権謀術策が鮮やかに遺されていることに感心してしまうな。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/706225

  • やっぱり転しまくりやん。
    アレクサンドロス出てきたけど使者の態度にムカついたから全員頃す。
    しかもここに書くのを憚れる程残虐かつ陰湿。しかしよく考えてみれば、自分たちの強さを見せつけるために一番効果的なのだろう。それは今も変わらない。

  • 中巻
    4 メルポメネの巻
    5 テルプシコレの巻
    6 エラトの巻

  • 渡邊太先生 おすすめ
    19【教養】230.3-H

    ★ブックリストのコメント
    紀元前5世紀、車もない時代にギリシア人ヘロドトス(「歴史の父」と称されている)が、トルコ、ペルシア、バビロン、エジプト等を旅行したと称し、各地の面白おかしい風俗・習慣、逸話などを脱線しながら話しまくっている書物。

  • フェニキア・リビア・スパルタ・アテナイなどの国制にふれており、最後にマラトンの闘いがある。狼男やアマゾン、結婚儀礼の話などが面白い。全般に、ギリシアの都市国家のつぶし合いで、あけくれており、少々退屈である。

  • 『ぼくらの頭脳の鍛え方』
    書斎の本棚から百冊(立花隆選)49
    基礎的古典
    歴史はここからはじまった。

  • 「歴史(上)」の続き(当たり前だけど)。ペルシアの大王ダレイオスの軍勢がギリシアに及ぶ当たりの時期を記述している。当時の戦争、また戦後の略奪に関して詳細に述べられている。

  • スキタイ人は人の皮を被った恐ろしい奴らだとわかった

  • 【麻生川さんのコメント】

    歴史、特に本物の歴史を読むことは現代の国際社会に暮らす我々にとって非常に大切です。

    特に古代中国やギリシャ・ローマの歴史書の原典には彼らの価値観を知るのに不可欠な事例が善行も悪行もどちらも数多く記載されています。

    こういった観点から、現代人が書いた『歴史書もどき』ではなく、当時の人達が当時の価値観で綴った(そして今なお時の流れに超然と屹立(きつりつ)している)本物の『史書』を繙くことが必要だと私は思っていますので、この本をお勧めします。

    分厚い本ですが、頑張って読んでください。きっと一生の宝となるでしょう。

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