ローマ皇帝伝 上 (岩波文庫 青 440-1)

著者 : スエトニウス 國原吉之助

• 岩波書店 (1986年8月18日発売)

作品紹介・あらすじ

カエサル(シーザー)からドミティアヌス帝まで、帝政ローマに君臨した元首12人の生涯・人となりを克明に語る伝記集。

感想・レビュー・書評

[フランチャイズ人格さんの感想 · 2019年8月14日]

アウグストゥスファン必読の書。「ローマ皇帝伝」なんて堅苦しい名前だが、中身は「〇〇は女好きだった」云々ゴシップまみれとなっている。中でもアウグストゥスのページは(作者スエトニウスがファンだったのか)記述が厚く、熱がこもっていて笑ってしまう。
ゴシップばかり載っているのでかなり信憑性は怪しいが、一度読んでみる価値はある。

[mizeroさんの感想 · 2013年1月31日]

赤裸々に書いてあって楽しい。

[黒さんの感想 · 2011年5月24日]

カエサルからドミティアヌスまでの歴代皇帝の人物評ですが、全編逸話とゴシップ満載です。当時の人たちは皇帝をこんな風に見ていたのかと感心するやら笑ってしまうやら。皆実に人間臭いです。



個人的にはウェスパシアヌスの頁が面白かったです。

[sasakiarchtjpさんの感想 · 2010年3月8日]

目次
第一巻　カエサル
第二巻　アウグストゥス
付録　神君アウグストゥスの業績録
第三巻　ティベリウス

[adlibさんの感想 · 2009年12月8日]

　
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4003344014
──　スエトニウス／国原 吉之助・訳《ローマ皇帝伝（上）19860818-0905 岩波文庫》

（20091208）

[dusttostardustさんの感想 · 2008年9月21日]

これはイエローペーパーとして読むに限る。

[天水晶さんの感想 · 2008年8月26日]

ティベリウス帝の児童性愛ぶりは異常ですね・・・
貴族の子女は皆犯し、どうしても言うことを聞かない少女は処刑される。
処女は処刑できないというローマの法律があるので、兵士に犯させてから処刑します。
人間じゃないね。

[kiyosiさんの感想 · 2008年7月17日]

　１９９７年８月２７日購入

　年月日初読

[E/pさんの感想 · 2008年3月17日]

堅いイメージがあったけど読んでみると結構面白いですね。<br>
酷い書かれようだったけど、やっぱり私はティベリウス帝が好きみたいです。<br>

[ききみみずきんさんの感想 · 2007年7月28日]

毎日新聞2007.7.22