方法序説 (岩波文庫 青 613-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003361313

感想・レビュー・書評

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  • 三部、四部まではまだ良いけど
    それ以降はちょっとよくわからない。
    再読予定。

  • 林修先生がメディア等で紹介されてたので、試しに読んでみた。
    ページ数も少なくて、数日で読めるかと思いきや敢え無く撃沈。
    有名な「我思う故に我あり」は何となく理解はしたが、それ以外のくだり(特に神を絡めた文章)は、繰り返し読んでも頭に入らなかった。

  • 「我思う、故に我あり」、神の存在、二元論などなど、読んだことはなくてもデカルトの哲学の概要は有名です。そんな哲学テーマをデカルトの生の言葉で読むと、理解が深まるとともにデカルトの人となりが分かって面白いです。

    彼なりの学問に取り組む際の原則、地動説への弾圧を踏まえた学説公開への慎重さ、人体に対する並々ならぬ興味なとがひしひしと伝わってきます。

    不完全な人間が生得観念を持つことから、完全性イコール神の存在を証明し、それをもとに理性にとって明証的なことを真であるとする流れは、今読むと少々無理があると感じてしまいます。

  • とりあえず一周した。岩波版。
    中身は難解やったけど、
    最終章はデカルトの熱い想いが伝わってきた。
    今まで感じた事のなかった『読書を通じて、過去の人と会話する体験』を得ることができた。

    ちくま版で2周目に入って内容をちゃんと腹に落としたい。

  • 子供の頃に読んだ時に衝撃を受け、何年もして再読。匿名で出されていることを知った。
    近代学問の基礎を築いたデカルトが、どのようにしてそれらのもっと学問探究を進めていったかが方法論として語られており、「容易なことから探究し、次第に困難な事象を解いていく」やり方や有名なコギトエルゴスムの考えが示される。
    自然学が発展しつつもまだ宗教勢力に押し殺されていた当時の時勢に対し、デカルトが自身の研究内容をどう出していくかというスタンスについても書かれており、哲学書でありながら彼の思いのような部分も垣間見える所が、どこか好ましくも感じる。

  • 何か一回分かりやすく噛み砕いたものを読んだり見たりしてから、読んでも良いかも。

    個人的には終盤につれてよく理解ができなかった。
    というより割と一気に読み通さないと理解ができないかも。
    少なくとも部ごとでは読まないとわからない。
    もう一回何かしらの解釈を理解してから読み直そうと思う。

  • 8年を超える旅をして、デカルトは何を得たのだろう?

    「我思う故に我あり」以外は薄っぺらいし論拠が弱い。
    随分とこじらせた人だなぁ、と思ってしまう。
    しかし、争点の多い内容だからのそ後世に残った。
    ディスカッションパートナーとして素敵な人だったのかもしれない。

  • 今やほとんど覚えてないけど、有名な一節にきて、あ、そーゆーことねと妙な納得をしたのは覚えてる。当たり前のものを証明することは難しいということ。

  • 本文は100ページ弱とかなり薄いのですが、内容は哲学初心者の私からすれば濃く、なかなか読み終えられませんでした。

    しかしデカルトって「我思う、ゆえに我あり」だけじゃないいんですね…自然科学や数学への造詣も深いとは。
    とりあえず、ここまで来たら『省察』や『哲学原理』などにも手を出してみようと思います。

  • 意外と普通のことが書かれてるが、心臓のとこ以外は害がない内容

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