存在と時間 下 (岩波文庫 青 651-3)

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  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003365137

感想・レビュー・書評

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  • 言わずと知れた20世紀最大の哲学書。いきなり読んでも造語だらけでまったく意味通じない(いい入門書を選びましょう)。一方で分析の対象になっているのはハンマーだったり家の造作だったり身近なものというのに戸惑ったのだが、「死」の現象学的分析となると対照が抽象的なようで身近となるので、かなり「わかる」ようになる。ものすごくルビや傍点の多い、字面がごつごつした訳文なので、もう少しスムースに読める翻訳で(読む気になれば)読んでみようかと思う。

  • 訳:桑木務、原書名:SEIN UND ZEIN(Heidegger,Martin)

  • 『ぼくらの頭脳の鍛え方』
    文庫&新書百冊(佐藤優選)114
    思想・哲学・宗教

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著者プロフィール

(Martin Heidegger)
1889年、ドイツ南西部、メスキルヒ生まれ。20世紀最大の哲学者の一人と呼ばれる。フライブルク大学で当初神学を専攻し、のち哲学専攻に転じ、リッカート、フッサールに学ぶ。1919年、フライブルク大学私講師となり、「事実性の解釈学」を講じる。マールブルク大学員外教授、教授を経て、1928年フライブルク大学教授。多くの優秀な弟子を育てる。1927年、普遍的存在論の書『存在と時間』を出版、爆発的反響を呼ぶ。1933年から翌年まで、ヒトラー政権のもとでフライブルク大学長。1976年、フライブルクで死去、メスキルヒに埋葬。他の主要な著書は『哲学への寄与論考』、『ニーチェ』、『道標』、『杣道』、『講演と論文』、『言語への途上』など。全集は100巻をこえる。

「2019年 『ハイデガー=レーヴィット往復書簡』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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