幸福論(アラン) (岩波文庫 青 656-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003365625

感想・レビュー・書評

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  • 100年以上前に書かれたのに、現代にも充分通じる内容。
    しかしながら岩波文庫の字の小ささはなんとかならないのかな。再販時に文字の改良を強く希望する。

  • 幸福になるのは難しいことで、自分から求めて動かないと幸福をつかむことはできないというのは、そうかもと思った。待っているだけだと何も得られずに悲観的になってしまうから、意思の力で楽観的に動くことが大切だと書いてあり、意識していきたいと思った。散文というかたちで、最初は理解が難しかったが、読み進めていくとアランの考えが徐々にわかってきて、共感することができた。何度も少しずつ読んで、自分の友達のような本にしたい。

  • 真理。

  • 今一度読み返すと面白かった

  • 幸福論とは、どのようなものか気になり読んでみた。書き口としては、3〜4ページで1話の短編のポエムのようになっていて、読みやすさはあった。それもそのはずで、新聞に連載された「プロポ」と呼ばれる哲学断章をまとめたものであるからだ。
    ビジネス書のように、幸せとは〇〇だと書かれるのではなく、ストーリーを通して哲学文学のように語られていた。幸福以外にも、仕事や人間関係についてのプロポがあり、93話あるため自分の琴線に触れるプロポにも出会えると思うので、ゆっくり味わうのがおすすめ。

  • メルカリ売却

  • 幸福っていうのは結局考え方次第だ、ということをこの本の中で繰り返し言っている。難しくて深掘りして読む時間がなかった…。

  • 少し読みにくかったけど、名言がいっぱい出てくるので行き詰まった時に読み返したくなる本。

  • 幸福は待つものではなく、自分の意志と行動で掴んでいくもの。
    意志や自制、楽観を心がけていく先に私たちの幸せがある。お金や恋人、仕事などで幸せを考えてきたけど、きっとそうじゃないだろうな。

  • 常にご機嫌でいることが大事

    アランさんの考え方がよくわかった
    幸せとは捉え方でそれ以上でもそれ以下でもないのね

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著者プロフィール

1868-1951。本名Emile Auguste Chartier。ノルマンディーに生れ、ミシュレのリセ時代に哲学者J・ラニョーの講義を通して、スピノザ、プラトン、デカルト、カント、ヘーゲル等を学ぶ。エコール・ノルマル卒業後、ルーアン、アンリ4世校などのリセで65歳まで教育に携る。ルーアン時代に「ラ・デペーシュ・ド・ルーアン」紙に「日曜日のプロポ」を書きはじめたのが、彼のプロポ(語録)形式の初めである。アランの人と著書については、アンドレ・モーロワの『アラン』(佐貫健訳、みすず書房、1964)に詳しい。邦訳されたものとして、『定義集』(森有正訳、1988)、『デカルト』(桑原武夫・野田又夫訳、1971)『プロポ』1・2(山崎庸一郎訳、2000、2003)『アラン 芸術について』(山崎庸一郎編訳、2004)『小さな哲学史』(橋本由美子訳、2008、いずれもみすず書房)などがある。

「2019年 『定義集 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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