フォイエルバッハ論 (岩波文庫 白 128-9)

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制作 : 松村 一人 
  • 岩波書店 (1960年5月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (105ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003412893

フォイエルバッハ論 (岩波文庫 白 128-9)の感想・レビュー・書評

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  • エンゲルスが史的唯物論・弁証法的唯物論を、フォイエルバッハ批判の形をとりつつわかりやすく総括した著作。マルクス以前の「唯物論」とマルクスやマルクス主義における唯物論の差異を強調している。エンゲルスの文体は、この著作に関して言えば、マルクスよりもわかりやすいというのが個人的感想。

  • 渡辺広明先生推薦

    若いうちに、脳みそをかき回される経験を図書で体験して下さい。この著作は、哲学の分類に属します。弁証法的唯物論を理解するための古典的な著作です。

  • 目次
    ルートヴィッヒ・フォイエルバッハとドイツ古典哲学の終結
     序文
     一 ヘーゲルからフォイエルバッハへ
     二 観念論と唯物論
     三 フォイエルバッハの宗教哲学と倫理学 
     四 弁証法的唯物論と史的唯物論
    付録
     フォイエルバッハにかんするテーゼ(カール・マルクス)

  • 2009年12月5日購入

  • 今に問うものが非常に多い。勿論マルクス主義の哲学面を知るには、一番適するものではあるが、それ以上の示唆をわれわれに与えてくれる。
    フォイエルバッハは「活動」「実践」をしなかったから、所謂「マルクス主義」に到達し得なかったんではないかと思った。

    カント的な、何も裏づけを持たない言辞は、何の効力も持たないのである。フォイエルバッハは「愛」が解決すると説いているが、そんなものは実際は階級的利害の不一致で、簡単に瓦解してしまうのである。
    しかしそれはフォイエルバッハが「実践」を行わなかったことに由来するものではないだろうか。

    宗教は人間関係である。とも書いてあった。これは現代において既に到来しているのではないだろうか。既に宗教が封建的な支配を行う時代は消え去り、神学が学問の中枢を占める時代ではない。恋愛が宗教のようになる。とは上手く言いえたものであろう。

    以上随分と偉そうなことを書いたが、非常に難しい本であるとも感じた。しかし、冒頭でも述べたとおりマルクス主義の哲学を知る上で欠かせない書物である。
    人間の思いや実践が、世の中を突き動かす。それが観念論である。

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