- Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003420218
感想・レビュー・書評
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原書名:Ten Days That Shook the World
第1章 背景
第2章 来らんとする嵐
第3章 前夜
第4章 臨時政府の崩壊
第5章 突進
第6章 救済委員会
第7章 革命的戦線
著者:ジョン・リード(Reed, John, 1887-1920、アメリカ・オレゴン州、ジャーナリスト)
訳者:原光雄(1909-1986、山梨県、科学論)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
出口治明著『ビジネスに効く最強の「読書」』で紹介
アメリカ人ジャーナリストが見た、1917年のロシア革命の激動の10日間をリアルに詳述。 -
タイトルは有名だが、読んだことがなかった。ロシア革命を実見したアメリカ人ジャーナリストの書ということで、客観的、中立的な記録と期待したが、実際は、レーニンが序文を寄せていることから分かるように、かなり親ボリシェビキな立場で書かれており、意外だった。それでも、レーニンもトロツキーもその目で見て、11月革命を現地で体験した人らしい生々しいレポートにはなっている。
上巻は、第7章、11月10日の夜まで。蜂起したボリシェビキとその他の勢力が路線対立により衝突寸前の状況で終わっている。最初のうちは、登場人物や諸組織などに慣れるのに大変だったが、次第に馴染んできて、面白くなってきた。
この時期のロシアでは、多くの党派が革命を支持しているのに、その方法をめぐっての対立が激しい。他の時期、他の場所では、最右翼も十分左翼なのだが。 -
(要チラ見!) ロシア革命の入口
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映画「レッズ」のファンだけど、この本は難しかった。個人的にはロシアの革命よりも、ジオンの歴史だったりに興味があるのかも。誰か作んないかな。「コロニーをゆるがした十日間」w
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上・下。
1917年、アメリカの急進的な雑誌『ザ・マッセズ』の通信員として、ペトログラードにいたジョン・リードが、そこで目撃したロシア十月革命の真相をつづったルポルタージュ。