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- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003500255
感想・レビュー・書評
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林望さんの書いた物をなんでもいいから読んでみたくて手に取ってみた。
どうやら岩波文庫のフリーペーパー的な、本屋に行くとたまに置いてある小冊子のために書かれたエッセイ集らしい。
林望さんは、旅行の時に持って行く本は文庫本に限る、文庫本と言っても、難しい古典とかではなく、夏目漱石の夢十夜だとか、正岡子規に否定されまくった古今集のような、読むのにあまり集中する必要のない短いものがいいと言っている。夢十夜と親しくなったエピソードは面白かった。長かろうと短かろうと、古典は何度も読むことで意味を見いだすことができるんだ。
別の人のエッセイだけど、夏目漱石のこころの後に大江健三郎の水死を読んですごく良かったと言っていた人がいた。いいな。試してみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示