コンプレックス (岩波新書)

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著者 : 河合隼雄
  • 岩波書店 (1971年12月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004120735

コンプレックス (岩波新書)の感想・レビュー・書評

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  •  香山リカさんが、「最近、鬱病ですといって会社を休んでおいて趣味のことには元気に出掛けていく人がいる」
     と言っていたが、この本の中で、鬱だと言っていても趣味のことは楽しくできる人はいる、というようなことが書いてあった…
    ・・昔から似たような人いるようです!

  • 一家に一冊本。

    現代の病巣がこの本一冊で解決するんじゃないかしら。40年近くも前に書かれた本とは思えない。

    色々な壁にぶつかった時 頑張れ自我 って思うだけで 結果はどうであれ前向きになれる気がする。
    嫌な相手と対峙した時も その人の自我ではなく、コンプレックス を思うことで、少しだけ心を広く接することができると思う。

    自己実現への道がこれほど明確に示されている本に出会えたことが うれしい。

    ヘタなハウツー本を読むよりよっぽどためになる。

    みんなに薦めたろ〜〜

  • 15年ぶりくらいに再読。ふたたびの感動。

    91pから始まる船と船長に例えてコンプレックスを説明するくだり。
    そして78pの、自分の本当の感情に気がついた時の描写は何度読んでも素晴らしい。

  • 無意識に認めたくない劣等感を持っている状態をコンプレックスと呼び、劣等であってもそれを認められていればコンプレックスとは言わない。
    その様々なコンプレックスの形についての解説。それを打ち破る為には、大きな犠牲、破壊的な局面を乗り越えなくてはならない場合がある。
    『仲間が集ってソフトボールをしようというとき、「僕は下手だから」というので応援にまわったり、ボールひろいをしたりして楽しく共に時間をすごす人は、ソフトボールについて「劣等」であり、それを認識しているが、劣等感コンプレックスをもっていない。この場合、下手なくせに無理にピッチャーになりたがったり、失敗したことで何時までもぶつぶついったりする人の方が、むしろコンプレックスをもっているといえる。つまり、この人達は劣等であることを認めていないのである。』p58

  • 人間の心の現実

    自己の容器の大きさを

  • 読了。

  • 河合隼雄先生の本は読んでみたいと思っていて、ようやく読んだ初めての一冊。
    さぞかしお話の上手な方だったのだろうなぁと思いました。古い本だけど、古さを感じさせない。とても面白くて、分かりやすくかった。

  • コンプレックスというと、ネガティブなイメージを抱きがちだが、本書を読むことによって、ポジティブな面もあるということを知った。
    また、私たちは日頃他人の行動を評してコンプレックスから来てるだのなんだの言いがちだが、コンプレックス自体はそんなに単純なものではなく、複雑な要因からきているものであるということを知った。

  • コンプレックスとは何か?について、一歩踏み込んだ考察が書かれている本。人間誰しも持っているコンプレックスが、家族や人生、思考にどのように絡んでいるのか、どこにその源泉があるのか、、どのように解消していくのか、がよく分かると思います。
    若干、言い回しや文言が専門的なため読みにくいと感じるものもあるし、一読では頭に入ってこないところもあるけれど、それほどコンプレックスというものが複雑で多層構造を持っていることの裏返しでもある。
    コンプレックスを船・船長・交渉係にたとえてる部分は秀逸。コンプレックスの動きがよく分かりました。

  • 大学時代、いくつかの講義の後、自分なりにサブテキストと成り得る本を買って
    いろいろ補ってみよう……と、手を出したうちの1冊を思い出したのでメモ。
    一般人が日常的に様々な場面で口にする「コンプレックス」という言葉の
    本来の意味(=「劣等感」ではない)と、
    それを最初に用いたユングの心理学について書かれた本。

    ■complex=感情を担った表象の複合であり、抑圧されて無意識下に存在するもの。

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コンプレックス (岩波新書)の作品紹介

「コンプレックス」という言葉は日常的に用いられるが、その意味を正確に理解している人は少ない。それは、現代なお探険の可能性に満ちている未踏の領域、われわれの内界、無意識の世界の別名である。この言葉を最初に用いたユングの心理学にもとづいて、自我、ノイローゼ、夢、男性と女性、元型など、人間の深奥を解き明かす。

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