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ことばと文化 についての感想・レビュー・書評


ことばと文化 (岩波新書)
517人が登録 ★3.66

著者: 鈴木孝夫 
本 / 岩波書店 / 209ページ / 1973年05月21日発売
ISBN/EAN: 9784004120988
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評価平均: 3.66
登録数: 517
レビュー数: 58
価格: ¥ 756 (参考価格:¥ 756)

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この作品に関連する談話室の質問

みんなの感想・レビュー・書評

もふもふさんのレビュー 5 読み終わった

久しぶりに良本を読んだ。

日本語の性質から、日本文化・思想に流れた部分は凄くわかり易かった。まずは自分( I )ありきの英語文化と、話す相手によって自分のいい方(私 僕 おねえちゃんわねなど)の変化や犬に対する接し方などは、今までなんとなく抱えていたもやもやがすっきりした。

そうゆう言葉の捉え方の違いがわかると、日本人の英語苦手意識がすっごく納得できる。意識していないけど、外国人から見たらすごく複雑な言葉の使い方してるんだなー。でもそうゆう言葉の捉え方の違いがわかるのってすごくおもしろい。

ayabistaさんのレビュー 読み終わった

林檎はミドリ、アカ?信号はミドリ、アオなのか?
言語理解&異文化理解に興味を持たずにはいられなくなる

yuigouldさんのレビュー 読み終わった

鈴木孝夫先生の、初めての一般向けに書き下ろしたパンフレット。 今の大学に受かった時、「鈴木孝夫の講義を受けられる!」とそれだけを思って入ったのだけれど、もうとっくの昔に退職されていて、落胆したのを覚えている。その時は名誉教授というのは授業を持っていると思っていたのだ。文字通り、ただの名誉職だった。あと、高校二年生の時の数学の先生に似ていた。ま、そんなのはどうでもよし。 「はじめに言葉あ... 続きを読む »

jei01さんのレビュー 5 読み終わった

日本語と外国語の「ことば」の比較を切り口に、日本の文化、特に内面的な部分を掘り下げ、海外との違いを示していく名著です。 前半は英語を勉強する前には一度読んでおきたい内容かなと。英単語を和訳するとき、よくもまぁ同じ意味の日本語があるんだなと逆に驚いていたが、実際は無理やり意味を当てていたという発見がありました。とある英語の動詞の意味は、日本語の動詞では説明が付かず、「これこれこういう状況のとき... 続きを読む »

ykuribayashiさんのレビュー 5 読み終わった

おもしろかった。未開の扉をバールのような好奇心でこじあける快楽が全体にみちあふれてる。
「ことばというものは、渾沌とした、連続的で切れ目のない素材の世界に、人間の見地から、人間にとって有意義と思われる仕方で、虚構の文節を与え、そして分類する働きを担っている」
「潜在的比較文と明示的比較文」
「タブー型変化」やばい、が、かっこいいって意味に変化するのはどう考えるか。
「現代日本語のいわゆる人称代名詞が、自分及び相手そのものを直接に指し示すことばを持たず、常に間接迂言的な表現を用い、しかも歴史的にも頻繁に交代してきた」
「共感的同一化」「他社中心的用法」
「問題とはそこにあるものでなく、視点を設定した時にはじめて出てくるものなのである」

ruokaさんのレビュー 読み終わった

(※2010年手帳より)

yakult0141さんのレビュー 4 読み終わった

パパ、ママ、長い、短い。

ahuksunさんのレビュー 5 読み終わった

日本語と英語。
同じ概念を表すように見える言葉でも、違いがある。
そのことばの表す範ちゅうの違い・・・その違いがどこから来るのか・・・。
ことばの問題は、そのことばを母語とする人々の文化にもかかわる。

この本の中で言語学的に特に注目すべき点は、親族名詞の使用ルールをきちんと体系化したところ。
たとえば、「父」にあたる人は「息子」とは呼べないけれど、「息子」にあたる人は「お父さん」という呼び方をするとか。
そういう制限のことをキチンとまとめている。

日本語がいかに上下関係を意識した言語かっていうことが親族名詞を見ることでもわかる。
それがそのまま、日本人の思考を表してて、言語の面白さを再確認させられた本。

ricopinnbottleさんのレビュー 読み終わった

大学の授業での教科書に指定されていたので読んだ。 著者は慶応大学の医学部を卒業してから文学部に入り言語学を学んだという異色の経歴の持ち主。 全体は六章に分かれており、前半は一般的な読者を想定した言語学への入門、後半は著者の研究内容という感じになっている。 前半はとても読みやすいが、後半は論文のような感じだ。 各章の文の構成は、まず日本とほかの文化の違いや言語構造の違いの例、それ... 続きを読む »

龍姫さんのレビュー 2 読み終わった

日本語専攻の生徒には最適の書と思われる。残念ながら私はパラパラ読むだけで満足してしまった。面白いと思ったのは、ペットに対するヨーロッパ人の認識と日本人の認識の違いです。前者は躾をしっかりし、ペットは支配するものであるから捨てるよりは安楽死させる方を選ぶ。日本人は、行儀の悪いペットでも、殺すのは可哀相と川の辺に捨てるなど面白い違いがあることを認識させられました。聖書にある、人は自然を支配する権利を神から得た。という思想と、日本の一切衆生悉有仏性の精神が無意識に根付いているのかもしれないと思いました。

cazusciさんのレビュー 読みたい

宮崎さんから。

dai9323さんのレビュー 5 読み終わった

まえがきを読んだ時点でぐっときた。 「私は今から偏見を語ります」(こんな言い方ではないが) という宣誓はすべての言説において当てはまる。 そもそも"絶対的な客観性"なるものは、 個人を通して発せられるあまねく言説に存在しえないのだから、 すべてが私見であるのは当然ではある。 けれども、 この当然が殊の外看過されている。 なぜだか、 絶対的な価値... 続きを読む »

ktmleeさんのレビュー 3 読み終わった

日本語と印欧語の、一人称に関する考察が、すごく面白かった。文化や思考の特徴がこれほど言葉の構造に反映されているとはオドロキ。

sasakama1007さんのレビュー 4 読み終わった

言語のシニフィエには社会的コンテクストによって左右される要素が多い。
辞書に書かれた意味とは有る意味で死んだシニフィエなのだろうか。

この著者は社会と文化の立場から”ことば”を研究した社会言語学者だ。
内容も面白く、読みやすい。
しかしこの本で興味が湧いた人には社会学が向いているのかもしれない。
そしてこの著者も社会に囚われ過ぎている感じがする。
言語学を学ぶなら著者以外にも多くの言語学者の著作を読まなければならない気がする。

誤解のないように書くが読み物としてはとても良い本だ。
だけれども、言語学に興味があるなら時枝誠記、池上嘉彦、外山滋比古、ソシュール、デリダ、ハイデガーなども併せて読むべきだと思う。

アチィさんのレビュー 4 読み終わった

それを指すことばがないと、そのものすら目に入らなくなるという言葉に衝撃を受けました。
私たちも知らぬ間に見過ごしているものが、身近にあるかもしれませんね。
ことばの持つ深さを学べた気がします。

baxさんのレビュー 4 読み終わった

ネタバレ [ 内容 ] 文化が違えばことばも異なり、その用法にも微妙な差がある。 人称代名詞や親族名称の用例を外国語の場合と比較することにより、日本語と日本文化のユニークさを浮き彫りにし、ことばが文化と社会... 続きを読む »

りんごさんのレビュー 4 読み終わった

大学進学前に読み、言語学に目覚めた本。
英語やその他の言語と日本語の性質を照らし合わせて、
言語の奥深さを理解させてくれる。

望月ゆうさんのレビュー 読み終わった

高校の授業で買った本。日本と外国の違いに衝撃を受けたし、ことばって面白いなと思った。初版は1973年。

labostaffさんのレビュー

言葉と文化の関係はこれほど明快に書いている本は未だありません。

shi-chanさんのレビュー 5 読み終わった

日本の言葉と外国の言葉を比較して分かりやすい一冊.
違いが一目瞭然でした.

何気なく言っている「(私が)ママよ」とか言う言葉.
これが,日本人以外からすればすごく変なんだなぁ.
などなど,見て損はないでしょう.

他の視点から「ことば」を見ることも大切であると教えてもらえたと思います.

ヨモさんのレビュー 3 読み終わった

高校の国語演習で確かこのタイトルの文章を読んだ気がする…と思ってたんだけど、何か違う。うーん。しかしちょー読みやすかった。いや、とっつきやすいっつーかまじで読みやすい。

でもその分、そこまで目新しさは感じなかったかも。ただ、目上の人に人称代名詞は使わない。ってくだりは、確かに!これは面白い発見。

timezero11さんのレビュー 5 読み終わった

思えば高校1年生のとき。
はじめて漫画でもなく、参考書でもなく読んだ本。
高校の国語の先生が、ふと紹介したのを、
なにげなく書店で探して、読んでみると、、、

その面白さにはまった。はまりすぎて、ここから
本の虫に近くなった。
あまりに読みたい本がいっぱいになったから、高校をやめた。

そんなきっかけを与えてくれたのがこの本です。

リリーさんのレビュー 4 読み終わった

○2010/05/31 
授業のレポート用に購入。新書を初めて読んだ。小難しい内容なのかなぁと開くのに時間がかかったけど、読んでみると言葉も古くないしすごく読みやすかった。あ、やっぱり言葉って面白いんだなと。
ちょっと急いだふうに読み進めてしまったのがもったいなかったか。部分部分読み返したりしたけど、考えながらだったりどこをどうレポートに使えるかなぁと思いながらだったから深く読み込んだ気にはなれてない。でもそれはもったいないと。
多少言い回しがくどくて結論がぶれてる気がしてしまったんだけど、もう一回頭をリセットしてしっかり読んでみたいと思う。買って正解と自信をもって言えるくらいにはなろう。

ユミさんのレビュー 読み終わった

平田オリザが鈴木孝夫氏の考えに影響を受けた、と書いていたのを読んで、読んでみた。
もう40年近く前に書かれたことばの本だけど、その分野に無知なせいか古臭く感じず、とてもおもしろかった。
英語では、鼻の下までを含めてlipという、というところがなんかびっくり。考えたこともなかった。「lipから髭が生える」
ことばっておもしろいなー。


全58レビュー中 1 - 25件を表示
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