孟子 (岩波新書 青版 598)

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  • Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004130451

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  • 目次:
    序 説
    第一章 孟子とその時代
    第二章 道徳はつらぬかれるか
    第三章 王道の悲願
    第四章 民を貴しとなす
    第五章 人の本性は善だ
    第六章 聖人への道
    第七章 理想主義の勝利
    余 論 『孟子』七篇について
    あとがき
    字句索引/人名・書名索引

  • [ 内容 ]
    古来、孟子は孔子の思想をつぐ賢人として知られている。
    本書は、在来の孟子解釈にこだわらず、戦国時代に生きた彼の姿を描きながら、「王道の道は民を保んずることにあり」という論旨をはじめとして、その思想のすべてを新たな観点からわかりやすく紹介する。
    人道主義者としての孟子の全貌を達意な筆で綴った労作である。

    [ 目次 ]
    第1章 孟子とその時代
    第2章 道徳はつらぬかれるか
    第3章 王道の悲願
    第4章 民を貴しとなす
    第5章 人の本性は善だ
    第6章 聖人への道
    第7章 理想主義の勝利
    余論 『孟子』七篇について

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  •  儒教において孔子に次ぐ人物とされる孟子。本書は、孟子について、『孟子』やその他の書物を手掛かりに、人物像や時代背景と、生涯における思想の変遷について、わかりやすく解説している新書本です。著者の孟子への熱い想いが、言葉の端々から伝わります。
     なお、「教育」という単語を使った最古例とも言われる、門人教育・英才教育について触れた「君子に三楽ありて・・・」部分の解説は、156~157ページにあります。
     岩波文庫では、金谷氏は『大学・中庸』『論語』などを訳していますが、なぜか孟子は別の方が訳しています。

  • 孟子五十歩百歩、仁義孝悌忠信。人
    を切り殺すのと政治が悪くて、死に追いやるのと何か違いはあるのか?浩然の気
    ゆったりと川が盛んに流れているような様子。カントと空の概念。他人の善を学
    びとって、それを移す。つまり人々と一緒に善を行う。父子は恩愛、君臣は尊敬
    。どんな話、話を返せる。

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著者プロフィール

1920年、三重県生まれ。東北帝国大学法文学部支那哲学科卒業。文学博士。東北大学名誉教授、追手門学院大学名誉教授、日本学士院会員。2003年、勲二等瑞宝章受章。著書に、『秦漢思想史研究』(平楽寺書店)、『管子の研究』(岩波書店)、『淮南子の思想』(講談社学術文庫)などがあるほか、訳書に、『論語』『荀子』『荘子』『韓非子』『孫子』『大学・中庸』(いずれも岩波文庫)など多数。2006年、逝去。

「2022年 『死と運命 中国古代の思索』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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