- Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004130451
感想・レビュー・書評
-
目次:
序 説
第一章 孟子とその時代
第二章 道徳はつらぬかれるか
第三章 王道の悲願
第四章 民を貴しとなす
第五章 人の本性は善だ
第六章 聖人への道
第七章 理想主義の勝利
余 論 『孟子』七篇について
あとがき
字句索引/人名・書名索引詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
[ 内容 ]
古来、孟子は孔子の思想をつぐ賢人として知られている。
本書は、在来の孟子解釈にこだわらず、戦国時代に生きた彼の姿を描きながら、「王道の道は民を保んずることにあり」という論旨をはじめとして、その思想のすべてを新たな観点からわかりやすく紹介する。
人道主義者としての孟子の全貌を達意な筆で綴った労作である。
[ 目次 ]
第1章 孟子とその時代
第2章 道徳はつらぬかれるか
第3章 王道の悲願
第4章 民を貴しとなす
第5章 人の本性は善だ
第6章 聖人への道
第7章 理想主義の勝利
余論 『孟子』七篇について
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
儒教において孔子に次ぐ人物とされる孟子。本書は、孟子について、『孟子』やその他の書物を手掛かりに、人物像や時代背景と、生涯における思想の変遷について、わかりやすく解説している新書本です。著者の孟子への熱い想いが、言葉の端々から伝わります。
なお、「教育」という単語を使った最古例とも言われる、門人教育・英才教育について触れた「君子に三楽ありて・・・」部分の解説は、156~157ページにあります。
岩波文庫では、金谷氏は『大学・中庸』『論語』などを訳していますが、なぜか孟子は別の方が訳しています。 -
孟子五十歩百歩、仁義孝悌忠信。人
を切り殺すのと政治が悪くて、死に追いやるのと何か違いはあるのか?浩然の気
ゆったりと川が盛んに流れているような様子。カントと空の概念。他人の善を学
びとって、それを移す。つまり人々と一緒に善を行う。父子は恩愛、君臣は尊敬
。どんな話、話を返せる。