- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004140269
感想・レビュー・書評
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源氏物語の復習のために読む.
源氏物語のあらすじを知るためにこの本はたぶん向いていない.一度通読した人向け.この本で読む源氏物語は著者の内部でより劇的に増幅されているような印象を受けた.ときどき引用される原文には訳が全くついていないので,私には意味がほとんど分からない.難しい.このように難しめなので,専門的な入門書といった位置づけが適切かもしれない.
紫式部がこの物語を執筆した背景や,物語にこめたメッセージの読み解きがあって,素人の私にもそれなりに興味深い.
1968年初版.時代を反映してか不必要に難しい言い回しがあったり,読めない漢字があったりする.解説のない専門用語も散見.こういう本は辞書の気軽に引ける電子本がいいのかもしれない.岩波が電子化するとはとても思えないけれど.詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
源氏物語を直接読むには知識が足りないのであらましだけでも理解しようと購入。この本だけでも面白かったが、やはり源氏物語も読んでみたい。読んでみたいが読まなければならない本が溜まりすぎて手が伸びない…
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2021年7月9日購入。
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2015年度今週の1冊
源氏物語の研究で新たな世界を切り拓いた秋山先生。
訃報に接し、その功績に対して、あらためて敬意を表したいと思います。
(2015/12/5)
【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/ -
内容紹介:光源氏の青春の出発を語る「桐壺」を初巻として,源氏物語五四巻は成り立っている.著者は,この作品の顕著な特徴が,物語の成立していく過程によって主題・方法が発展していくところにあることを指摘し,そうした視角から,物語の全貌とその本質を,作者紫式部の内面的な生活とのかかわりにおいて生きいきととらえる。(出版社より)
資料番号:010787356
請求記号:913.3/ ア
資料区分:文庫・新書 -
原典を読む力がないので、この本でストーリを押さえ、傍らに対訳を置きながら挑戦しようとした若き日の思い出。