- Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004140382
作品紹介・あらすじ
作家武田泰淳氏は、政治家(宇垣・浜口・近衛・重光・鳩山など)の文章を取りあげて、その人間像を見事に描き出す。少年時代の作文、憂国の心情を吐露したもの、艶福の想い出を書いたもの、そして遺書などを縦横に解剖する中から、政治を動かした人間と時代の交鎖を描き出し、大正・昭和の深部をのぞく興味とともに日本人というものを考えさせるユニークな書。
感想・レビュー・書評
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代表的な戦後派作家である著者が宇垣一成、浜口雄幸、芦田均、荒木貞夫、近衛文麿、重光葵、徳田球一などの戦前戦中に活躍した政治家が著した文章を、ユーモアを交えつつ鋭く批評した本。文章を通して人間の性質が顕れてくる様が大変面白いです。
おすすめ度:
★★★★☆
故郷は群馬(図書館職員)
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品川図書館 310/Ta59
越中島図書館 081/I 3/385詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【由来】
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【期待したもの】
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※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。
【要約】
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【ノート】
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政治家の日記等の文章に関する本である。
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中国文学(漢文)の専門家でもある武田泰淳氏の能力が活かされた大変読み応えのある書です。古本屋だと100円だったりする。