ヒマラヤ登攀史 (岩波新書 青版 704)

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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004151036

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  • 『日本百名山』でお馴染み深田久弥氏の著。8,000m峰という極限に人が挑んできたドキュメンタリー。それぞれにドラマがあり、挑戦のあり方も様々、撤退しつつも賢明な判断で教訓を残した隊から学ぶことも多い。また単なる登山記録の記述のみならず、ガッシャーブルムの呼称に関する記述など、著者の主張も適度に入っているのが良い。

  • 8,000m峰それぞれの初登頂に関するエッセイ。
    スラスラと読めるけれど、文字と簡単なルート図だけでは素人にはイメージがわかない部分も多い。

  • [ 内容 ]
    世界の屋根、ヒマラヤは今も昔も人びとの心をとらえて離さない。
    一九五○年フランス隊のアンナプルナ初登頂に始まるヒマラヤ黄金時代に、現在とは比較にならぬ貧弱な装備、不完全な地図しかもたぬ先人達は、八千メートルの高峰にどんな夢を見、挑んでいったのか。
    本書は人と山との壮絶な闘いの歴史を綴った記録である。

    [ 目次 ]


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著者プロフィール

1903~71。小説家・山岳研究家。1933年、小林秀雄らと「文学界」を創刊、小説に『オロッコの娘』『津軽の野づら』等。日本の山岳紀行、ヒマラヤ研究の第一人者。主著『日本百名山』は読売文学賞。

「2017年 『山の怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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