現代数学対話 (岩波新書)

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著者 : 遠山啓
  • 岩波書店 (1967年5月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004160069

現代数学対話 (岩波新書)の感想・レビュー・書評

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  • 現代数学の基本的な考え方を、いろいろな分野を例に取りながら説明してくれている。集合や写像といった概念が現代数学のすべての分野でどのように使われているか、といったことから、分析と総合、どんな対象でも抽象化し一般化していく、といったわざわざ語られることのないような本当の基本的な現代数学の態度を具体的に示してくれる。意外とこういうことを述べてくれている本はない。文系の人はこのように大きな視点から入るとわかりやすいこともあるのではないだろうか。

  • (1980.08.19読了)(1969.09.19購入)
    *本の帯より*
    今日では、いかなる仕事にたずさわるにせよ、数学についての知識がなければ動きが取れない。著者は、実業家と哲学者が数学者に聴くという対話形式で、現代数学の基礎的な知識を「分析と総合」「構造の科学」「記号と図式」「拡張への衝動」「機能と写像」の各章に編んで、平易に解説する。これによって、日頃数学が苦手だと思い込んでいる多くの読者も、現代数学の発展とその応用について最新の知識を身につけることができるであろう。

    【目次】
    はしがき
    プロローグ
    第1日 「分析と総合」
    第2日 「構造の科学」
    第3日 「記号と図式」
    第4日 「拡張への衝動」
    第5日 「機能と写像」
    エピローグ

    ☆遠山啓の本(既読)
    「無限と連続」遠山啓著、岩波新書、1952.05.10

  • 遠山博士の数学入門書。数学のあらゆる分野に必要な重要概念について、具体例を多く用いながら説明がなされていた。興味深かったのは、「実業家・哲学者・数学者の対話形式」で論じられていたこと。数学に対する理解度・価値観の異なる者同士の対話となっていたため、自分のような数学専門家でない人にとっても、非常にわかりやすい内容となっていた。高校レベルの数学を違った視点でさらっと概観したいときに有用な一冊になると思う。

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