日本の地形――特質と由来 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004160380

感想・レビュー・書評

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  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    新書一冊で地球の中の日本の地形から日本の山岳、海岸、平野などの細かい地形までを網羅されている本
    世界の地形と日本の地形の比較では日本の特異な地形というものが浮き彫りになっているし、後半の山岳や海岸、平野の特性や形成の流れは自らがその形成の流れを目にしたかのように感じることが出来た。
    普段はあまり気にしない周囲の地形を少しだけだが木にするようになった自分がいる。

  • 山はどうしてできるのか
    を読んだ後で前提の知識があったので比較的簡単に読み進めることができた。山だけではなく、平野、海、川などあらゆる日本の地形についての特質と由来について記載がある。

    まあそれなりに難しい。

    山の部分を中心に流し読み。タモさんとかはこういうのしっかり読み込んでいるんだろうな。地図や地形図を手元に用意して読み進めると絶対に楽しい。

  • 5年前にどこかの105円で買ったものだった。少し難しかったかな。

  • 地形の成り立ち。
    山脈から海底や地層などまで広く扱う。

    しかし、専門用語や地名が多くでてくるため
    言葉を知っておかないと理解が難しい。


    最低限の地名や地形の知識を持っていると面白いとおもわれる。

  • 日本の地形の成り立ち。特に、カルデラと海岸の形成は興味深く読んだ。プレートテクトニクス理論など、1977年出版ということがあり、現在とは学説が違う箇所があるようだけれど、自分が住んでいる列島の成り立ちを考えるのはおもしろい。

  • 2010年10月25日購入。未読。

  • 目次
    まえがき
    Ⅰ 世界の変動帯と日本列島
    Ⅱ 島弧の集合としての日本列島
    Ⅲ 変動地形とその地域性
    Ⅳ 火山活動と火山地形
    Ⅴ 氷期と間氷期の日本
    Ⅵ 山と谷と平野の形成
    Ⅶ 海岸の変遷
    Ⅷ 平野の個性とその由来
    むすび

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著者プロフィール

東京都立大学名誉教授

「2023年 『発達史地形学 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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