日本人の骨 (岩波新書 青版 477)

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004161226

作品紹介・あらすじ

いまの若い人たちが昔より背が高くなり、顔だちも美しくなったことをどう説明したらいいだろうか。従来は、骨の形は変らぬものだと信じられていたが、最近の研究によって、人骨も変化してきていることがわかってきた。私たちの祖先は短躯であったか、長頭であったか。近年発掘された各時代の人骨によって日本人の体型を跡づける。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館でリクエストしたら閉架図書で寄贈本。初版が1963年。感無量。

    縄文時代までの日本人は鼻根部分が高かった。しかし弥生時代から幕末にかけて鼻根部分が低くなる。
    明治維新になると再び鼻根部分が高くなる。
    弥生時代と明治維新に急激な形質の変化が日本人の骨に起こっている。

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著者プロフィール

明海大学歯学部臨床教授,日本顎咬合学会指導医.スタディグループ包括歯科医療研究会を主宰(森本達也はその会員),医歯薬出版等から著書多数.“咬み合わせ”治療についての第一人者.

「2019年 『写真でマスターする 安定した咬み合わせを作るための ゴシックアーチ描記法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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