- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004201533
感想・レビュー・書評
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学生時代
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知の旅への誘い
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著者:中村雄二郎(1925-、東京都、哲学)、山口昌男(1931-2013、北海道美幌町、文化人類学)
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学問や理論、つまり知とはもともとなによりも私たち人間が自己を超えていくためのもの、その意味で優れて自己革新的、創造的な営みであった。学問や理論は人間の生そのもと同じく自己革新力をもっていたはずだから、自由でのびやかなものだった。
好奇心とは新鮮な気持ちでものごとに出会って驚きを感じる心であり、知ることへの情熱である。フォロソフィアとはもともとそういうものだった。 -
[ 内容 ]
人はなぜ旅に出るのだろう。
惰性化された日常生活を変え、いきいきした生を回復するためではないか。
とすれば固定化した文化現象を根底的に乗り超える〈知〉の本来的なあり方は、まさに旅の過程そのものである。
〈知の旅〉の達人である哲学者と文化人類学者が、世界を駆けめぐり時間をさかのぼって自らの旅のユニークな軌跡を語る。
[ 目次 ]
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☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
同じ中村雄二郎著の述語集より易しくて読みやすい。モノの見方や本質の捉え方について学べます。知の旅に誘われました。笑
高校の時、先生に借りて読みました〜。しかし、現在は絶版になっていて、なかなか手に入らないのが惜しい!!