文化大革命と現代中国 (岩波新書)

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  • 岩波書店 (1986年7月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004203469

文化大革命と現代中国 (岩波新書)の感想・レビュー・書評

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  • 老舎という作家は、1966年文化大革命が始まった年に、後衛兵たちに暴行され、入水自殺したそうです。ノーベル文学賞候補だったかもしれないといわれている作家です。こうした人々が沢山なくなっているんでしょうね。
    1981年中国共産党は「歴史決議」で「「文化大革命」は指導者が間違って引き起こし・・・・・・」と文革を全面的に否定しているのが、救いです。
    1981年の特別法廷で4人組他何人かが裁かれているようですが、本当は、もっと膨大な人々が裁かれなければならないのでしょう。たとえ、文革に自分の青春をメチャクチャにされた人のなかにも・・・・・・
    今の日本に生きている限り、ひとごとではありません。

  • 矢吹先生のよりもわかりやすかったかなあ。

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  • 869夜

  • 毛沢東の起こした文化大革命の概説を行っている。今の経済発展に伴う近代的ビルが立ち並ぶ中国ではあるが、それからは想像もつかないほど革命イデオロギーにまみれた中国の姿が1960~70年代にはあった。

    最後の章では、「文化大革命とは一体何で、何が目的であったのか。」ということについて語られている。
    毛沢東の起こした革命は、都市の工業プロレタリアではなく、農村からの革命を志向した。この時点で唯物史観からは、すでに外れていると云っていい。その毛沢東の中華人民共和国建国という「共産主義革命」は、そもそも「共産主義」のイデオロギーに基づくものであったのか。そもそもこの時点からの検証が始まる。
    そして文革自体の検証に移る。中ソ対立がその根底にあったり、毛沢東・林彪が劉少奇・鄧小平を初めとした走資派を追い出すための権力闘争である、とか、文革を世界に輸出するためである、とか、色々語られている。一筋縄では語れない。
    その後四人組逮捕ののち、華国鋒・鄧小平らを首脳とする政府は、歴史決議を発表し文革の終結を宣言する。

    特に最後の章は、今にも通ずる中国の本質をあらわしていると言える。「封建的な移行が破壊されることなく社会主義革命を迎えた中華人民共和国は、毛沢東崇拝などを始めとする「皇帝崇拝」と何も変わりがない。」という点。専制国家という点では、共産党であろうと皇帝であろうとたしかにかわりはない。

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文化大革命と現代中国 (岩波新書)の作品紹介

1966年、中国を激動させ世界を驚かせた文化大革命が始まった。それは中国社会主義革命の新たな発展段階であるとされたが、81年中共中央の「歴史決議」で大災難であったと全否定された。本書は文革を一つの時代としてとらえ、その過程で何が目指されいかなる結果を招いたかを最新の資料に基づいて客観的に叙述し、文革の意味を考える。

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