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- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004300304
作品紹介・あらすじ
「御真影」-かつての天皇の肖像写真はそう呼ばれた。それは天皇と同一視され、礼拝と取扱いをめぐる儀礼は、天皇制国家を形成し維持する強力な装置となっていた。本書では、明治維新期には民衆の目に見えなかった天皇が姿を現わし、ついには「御真影」として礼拝されるまでを描きつつ、そこから近代天皇制が成立するメカニズムを明らかにする。
感想・レビュー・書評
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配置場所:摂枚新書
請求記号:288.41||T
資料ID:58802350詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
絶版ですが、2002年に岩波現代文庫として復刊しました。
内容はざっと確認したところ同一です。
視覚的な物を研究対象にする嚆矢となった本。
1988年という時代の流れもあったのだろう。
厳密に証明しようのない問題ではあるけれども、こういう視点はおもしろい。
目次
見えない天皇から見える天皇へ
和魂洋才と明治維新
巡幸の時代
「御真影」の誕生
理想の明治天皇像
民衆と「御真影」
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