色彩の科学 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
2.95
  • (0)
  • (2)
  • (17)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 99
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004300441

作品紹介・あらすじ

豊かな色彩に囲まれた私たちの世界。だが「色が見える」とはどういうことなのだろうか?ニュートンやゲーテの色彩論以来、さまざまな人々がこの問題に取り組んできた。それらの成果を踏まえて、色覚異常や動物の色覚からイマジナリー・カラー、色ベクトルなどの最新理論まで、多岐にわたる色彩の世界を、物理学・心理学の両面から論じる。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ふむ

  • とにかく読み終わった。分からないことが多すぎる中でも、ピンとくるものがありました。

  • 視覚的なテーマを文章で叙述するアプローチについて行けなかった

  • 学生時代

  • 科学的な側面からしきさいについて書かれていた

  •  
    ── 金子 隆芳《色彩の科学 19881020 岩波新書》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4004300444
     
    (20150922)
     

  • 4004300444  220p 2003・7・18 9刷

  • 見えるのにつかみどころのない「色」に対する科学からの挑戦の歴史を、要領よくまとめてくれた一冊。目に見えない「色」に対する科学的なアプローチの工夫と挑戦を学ぶべし。
    数学におけるイマジナリー・ナンバー(虚数)に相当する、イマジナリー・カラー(虚飾=つまり実世界ではありえないが、理論上存在する色)などの考え方は、解ったような解らないような不思議な面白さを覚える。まあ、数学音痴の私は、ベクトル式が登場しただけで数式は読み飛ばしてしまったが、数学好きな人はもっと楽しめると思う。

    冒頭で著者が、色彩学とは学際科学といっている。言われてみれば確かにそうである。物理学・化学・工学・哲学・生理学・哲学・芸術・・・・関連する分野はきりがないようで、本書に登場する研究者も、既知の名前だけでも、ニュートンやゲーテに始まりヤングやシュレーティンガーなど多彩な大物が並ぶ。こうした巨人たちをもってしても、色を定量的に表現するのは難しいことが良く解る本だった。--- 2008.02.24

全9件中 1 - 9件を表示

金子隆芳の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
レイチェル カー...
高野 和明
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×