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- Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004300670
作品紹介・あらすじ
教育とは何か。真に生きるとはどういうことか。それらの問いをいだいて、演出家である著者は、いわゆる「荒れた」、また障害をもった青年たちと定時制高校で演劇の授業を通してぶつかり合う。青年が成長する場としての学校はどうあるべきか。からだがひらかれるとは、そして表現とは、教育においてどんな意味をもつかを追求した。実践の記録。
感想・レビュー・書評
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https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/705172詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
定時制高校で著者がおこなった演劇の授業でのエピソードを紹介している本です。
著者が教えた生徒たちの中には、いわゆる不良の生徒や障がいのある生徒、あるいは在日コリアンの生徒たちがおり、彼らの心と身体が著者の授業を通して変化していく様子が描かれています。
とにかく、事例そのものが持つ力があって読者を飽きさせません。その一方で、「教育」とは何かという、著者が直面した重要な問題への答えはけっきょくのところ出されておらず、少なくとも本という媒体で伝える内容としては、少し適さないところもあるのではないかという気がします。 -
いわゆる「荒れた」「落ちこぼれ」の生徒たちや、障害のある生徒たちの集まった定時制高校で行われた、授業の一環としての演劇活動の取り組み。
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