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この作品からのみんなの引用
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theに関しては,はっきり言えることが一つだけある.それは,定冠詞があれば,かならず話し手と聞き手(あるいは,著者と読者)との間に,theという言葉で具体的に何を指しているか,またそれによってtheにつく名詞の意味が具体的にどういうふうに限定されているか,という大切な「前提がはっきりしているはず」だということである.
― 16ページ -
ビスケットを紅茶の中に突っ込むと、どんなに堅くてもかならず紅茶を吸収する。変なたとえではあるが、人間と言葉も同じ関係ではないだろうか。「勉強」のつもりならば、努力しても心の「突っ込み」にならないうちに終わるが、自分に嘘をつかずに、本当に心から面白いと思っている内容の英語に没頭すれば、その英語はかならず自分の体の一部となるのである。
― 182ページ -
その際に、その英語を英語としてあるがままに読むことが大切なことだろうと思う。文法書や辞書の大切さは今さら言うまでもないし、私自身、毎日相変わらずお世話になっているが、本当に自分の体の一部とするためには、単に、日本語にどう訳すかという以前に、その表現の内側に入り込むことが必要だろう。それは、なぜこの表現になっているかの鍵は、文法書や辞書の中にあるわけではなく、その英語自身の中にあるからである。
― 181ページ
みんなの感想・レビュー・書評
『日本人の英語』に引き続き、翻訳家の先生に薦められて購入した。
前作のほうが説明的で本の構成が章ごとに分かれていたので学びやすかったが、この『続』の方は、思いついたことを連ねたエッセイや雑記のようで、学ぶというより雑学を知って「へぇ〜、そうだったんだ」と楽しむ本という感じがする。それでも、十分学べることは多かった。この『続』の方が面白いという人もいるようだが、自分は前作の方がためになった。
日本人英語学習者にとっては悩みの種の定冠詞の使い分けなど、文法書で機械的に覚えたルールのニュアンスを映画のセリフなどを例にあげてネイティブがわかりやすく説明してくれている。前作がよりエッセイ的だったのと比べると、こちらは文法の解説にウェイトがある印象。
外国語というのはその国の文化的背景を知ってこそ、その真意を読み取ることができるんだと思った。
英語を母語とする著者が日本語で、「日本人が使ってしまいがちな英語」 はなぜそうなるか、を説明。 こちら、「続」とあるように2作目です。 こちらも1冊目と同時に買ったんだけど1冊目が中々読めなくって長らく積読してたのをようやく読みました。 が!今回はすらすら読めましてしかも面白かった(笑) 文例が映画だったりするのが良かったのかな。。。あと基本的には1作目と内容はあまり変わっていな... 続きを読む »
最近読んだ「日本人の英語」の続編
work at・work in・work forの違いや使役動詞のmake・let・haveのニュアンスの違いなど勉強になることが多かったのである
英語を書くための教材というよりは英語によるコミュニケーションが主題です。前作よりも映画ネタが多いため、映画に親しんでいない方は前作から入られることをお勧めします。
句点の打ち方は難しい。本書を読んでそう思った。著者の日本語は、明らかに平均的日本人よりも上をいっている。英語話者の感覚を日本語で説明するその方法も丁寧で、非常に分かりやすい。
しかし私にとって、少し句点の数が多いような気がした。分かりやすく説明したいという気持ちがはたらいているのであろうが、流れるように読めないのが少し残念なところだ。
それでも尚、英語話者がもつ数に対するイメージとか、日本語にできない英語、英語にできない日本語を巡る筆者の思いなど、2つの言語を操る筆者ならではの記述は読み応え十分である。
やっぱり冠詞は奥が深い。非ネイティブには分かりにくい感覚が多い。また、授業で習った文法で間違いとされていたもので、実際にネイティブは使う場面があり、解説を聞くとなるほどと思えることもあった。本当に微妙なニュアンスのことを解説してくれている。それも俳句とかを。著者の並々ならぬ日本語、英語の知識や感性に圧倒される。
[ 内容 ] アメリカ人は日本人をthe Japaneseというのに、自分たちをthe Americansとはいわず、Americansというのはなぜだろう。 「読めるけれど書けない」とよく言われる日本人の英語だが、どこまで的確に読み取っているのだろう。 楽しい文例と徹底比較を通じて英語の新しい世界を広げてくれる、ベストセラー『日本人の英語』の待望の続編。 [ 目次 ] 1 小指に結... 続きを読む »
「かわいい」「えらい」「やさしい」というように、日本人にとって一番身近な言葉ほど、ひとつの英語では表せない。逆もまたしかり。日本人の苦手な冠詞、名詞の可算不可算、時制の使い分け、基本動詞の使い分けについて、それぞれ比較されていてわかりやすかった。個人的には「日本人の英語」1作目よりも興味深かった。
あとがきによれば、今回は"読み"がメイン。 前作は"書き"をメインにしてたそうだ。 可算名詞・不可算名詞を燃えるゴミ・燃えないゴミにたとえるとはすごい。 美徳の謙遜が悪徳の不誠実と誤解される恐れあり。 単複は実際の数でなく「ものを一つ一つとして意識する意味があるかどうか」を問題にしている。 p. 62 「虎は危険な動物である」は次の3通り... 続きを読む »
前「日本人の英語」を読んでいたので「続・・・」の方も読んでみました。 前者はどうもすっくり「すとん、すとん」と落ちてこなかったのですが、今回は「ほ~」と思えるところも結構ありました。 やはり文体はいまいち好みではなかったですが、例文で安田成美とか藤谷美和子がでてくるところがかわいらしい感じはします ~Quote~ A:What did you do on Sunday? B:I ... 続きを読む »
続編。より広範囲に渡り、文化の面から言語の背景を説明してくれている。
高校生の時に読みたかった!切実に。
★勉強になる。とはいえ、ここまで使う機会が…★基本は前著と同じ。俳句に見る、隠された日本語の意味と、それを英語にする際には説明が必要との説明に納得した。一茶「這い渡る橋の下よりほととぎす」はThe voice of Hototogisu と英語では「声」と示す必要がある。「やさしい」の訳語のnice, kind, gentle の細かいニュアンスの違いも参考になった。We の閉鎖性と You の一般化も勉強になった。「日本では大学に入るのに懸命に勉強する必要がある」の主語は、一般的なことがらなので外国人に話すにしても You となる。
「日本人の英語」の続編。こりらも英語学習者なら読んでおいたほうがいい。日本語と英語の感覚の違いを理解する助けになる。
第1巻と併せて購入。これまた期待を裏切らない。続編にありがちな「ネタ切れ」感や「繰り返し」感もない。むしろ、更に深い英語の世界に触れられる。またしても「冠詞」の章では新たな学びの連続。感動するのは、前編の内容を前提とした発展内容で、著者が繰り返すのは徹底的に一貫した1つの主張であること。あれもこれも覚えなさい、例外はこれとこれとこれですよ、という英語の参考書とは完全に一線を画している。本書は、前編の文法内容が実際に、映画や書物でどのように使われているか、文化間の相違にどのような影響を及ぼしているか、にまで触れる。実例が多くて、とてもわかりやすい。格言「ペンは剣よりも強し」のtheの説明には、目から鱗どころか、度肝を抜かれた。
面白かった。もう一回読み返そう。
言語間の相違をうまく書いてくれている。
片言の日本語をしゃべっている外国人が面白いように
片言の英語にならないようにしないと。
日本人の英語の実例集(?)
映画の台詞等を引用して、ニュアンスを説明してあり、わかりやすい。
前作「日本人の英語」のような細かい文法等の説明よりも、より実践的な内容なので、文法の細かいニュアンスの違い、文化の違いによる言い回しの違いを知りたいなら、前作の方が向いていると思う。
結局は母国語にひっぱられて外国語を使おうとしてしまうっていうことなんだろうな。母国語のフレームを外してしまえば案外外国語がすっと入ってくるというか。
定冠詞と不定冠詞、複数形の使い分け、使役動詞 make、let、have、get someone to の使い分け、日本語の「やさしい」を表す英語 gentle、kind、good、nice の使い分け などなど、エッセイとしておもしろかった。あとは、サリンジャーの作品を使った、欧米人 (あるいはキリスト教圏内で教育を受けた人々) は人間以外に存在する絶対的な Truth を信じている、というのがおもしろかったかな。日本人にはそういう前提がないから理解できないことがあるっていうか。これ日本語で書いているんだからすごいね。私にも外国語で同じことができるだろうか?
2010年2月
英語の感覚について述べていて面白い。
日本人と英語の乖離をうめるヒントになる本。
こういう本面白い
本屋さんになかったという理由で続編から読んだけれど普通に読めるしとても面白かった
つまりは英語は英語でしか、日本語は日本語でしか伝わらない、訳しちゃ何にもいいところが伝わらない表現ってたくさんあって、そういうのって素敵よねー

『日本人の英語』に比べると映画や詩に関する話が多く、内容はやや高度になっている。冠詞や前置詞といった前著でも重要であった英語話者が感覚的に理解している部分への詳細な説明はとても参考になる。
本著は前...






