- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004301479
感想・レビュー・書評
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中央図書館で読む。興味深い対談でした。以前ならば、何を言っているのか分からない対談だと思います。今回、オペラについて、ある程度知識があります。両者とも、大した知識がありません。これは、この時代の日本の知識人の共通の傾向だと思います。日本において、オペラは、クラシックの周辺にあります。それに対して、西欧では、オペラは芸能の中心にあります。ニューヨークでは、土曜日の昼、そして、ロンドンでは、土曜日の夕方に生中継があります。そんなことを感じました。それだけです。
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[ 内容 ]
あらゆる芸術をのみこむ総合芸術、オペラ。
最も西洋的な芸術といえるオペラ。
そのオペラに現代日本を代表する二人の芸術家が挑む。
新しい、トータルな体験を可能にするオペラのための物語とは、劇中人物とは…。
その構想のプロセスを語り、実験的試みを記録した本書は、東洋と西洋、芸術と政治性など、二人の芸術観、世界観をも伝える。
[ 目次 ]
1 世界のヴィジョンにねざしつつ
2 物語にむかって
3 劇的人物像をめぐって
4 芸術家が未来に残すもの
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
(2006.06.27読了)(2006.06.02購入)
(「BOOK」データベースより)amazon
あらゆる芸術をのみこむ総合芸術、オペラ。最も西洋的な芸術といえるオペラ。そのオペラに現代日本を代表する二人の芸術家が挑む。新しい、トータルな体験を可能にするオペラのための物語とは、劇中人物とは…。その構想のプロセスを語り、実験的試みを記録した本書は、東洋と西洋、芸術と政治性など、二人の芸術観、世界観をも伝える。
☆関連図書(既読)
「音・ことば・人間」武満徹・川田順造著、岩波書店、1980.01.22
「音楽」小澤征爾・武満徹著、新潮文庫、1984.05.25