オペラをつくる (岩波新書 新赤版 147)

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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004301479

感想・レビュー・書評

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  • 中央図書館で読む。興味深い対談でした。以前ならば、何を言っているのか分からない対談だと思います。今回、オペラについて、ある程度知識があります。両者とも、大した知識がありません。これは、この時代の日本の知識人の共通の傾向だと思います。日本において、オペラは、クラシックの周辺にあります。それに対して、西欧では、オペラは芸能の中心にあります。ニューヨークでは、土曜日の昼、そして、ロンドンでは、土曜日の夕方に生中継があります。そんなことを感じました。それだけです。

  • [ 内容 ]
    あらゆる芸術をのみこむ総合芸術、オペラ。
    最も西洋的な芸術といえるオペラ。
    そのオペラに現代日本を代表する二人の芸術家が挑む。
    新しい、トータルな体験を可能にするオペラのための物語とは、劇中人物とは…。
    その構想のプロセスを語り、実験的試みを記録した本書は、東洋と西洋、芸術と政治性など、二人の芸術観、世界観をも伝える。

    [ 目次 ]
    1 世界のヴィジョンにねざしつつ
    2 物語にむかって
    3 劇的人物像をめぐって
    4 芸術家が未来に残すもの

    [ POP ]


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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • (2006.06.27読了)(2006.06.02購入)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    あらゆる芸術をのみこむ総合芸術、オペラ。最も西洋的な芸術といえるオペラ。そのオペラに現代日本を代表する二人の芸術家が挑む。新しい、トータルな体験を可能にするオペラのための物語とは、劇中人物とは…。その構想のプロセスを語り、実験的試みを記録した本書は、東洋と西洋、芸術と政治性など、二人の芸術観、世界観をも伝える。

    ☆関連図書(既読)
    「音・ことば・人間」武満徹・川田順造著、岩波書店、1980.01.22
    「音楽」小澤征爾・武満徹著、新潮文庫、1984.05.25

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