韓国言語風景―揺らぐ文化・変わる社会 (岩波新書)

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著者 : 渡辺吉鎔
  • 岩波書店 (1996年3月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004304388

韓国言語風景―揺らぐ文化・変わる社会 (岩波新書)の感想・レビュー・書評

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  • 韓国の言語を紹介しながら、日本語・日本文化との類似性や現代韓国社会の変容を描いていく。まとまった文化論というよりは、同時代の韓国社会のスケッチという印象。悪くはないが、残念ながら20年以上前(IMF危機前)の著作なので古さは否めない。前半の陰陽五行説にからめた色の形容詞の話などはおもしろかった。

  • 韓国が身近に感じる

  • 言語を学ぶことでしか、本当の意味での異文化理解というのは成し得ないということの一端。

  • 日本と韓国の、色や体に関する表現についての感性が近かったり、
    ことわざや慣用句も似ている。ただし微妙な違いがあるところが面白い。
    例えば「馬子にも衣装」は韓国語では「衣装が翼」と言う。
    「顔が広い」は韓国語では「足が広い」と言う。

    また、現在もよく使われることわざで儒教の影響で出来たものも多いようで
    「神主をまつるがごとく…(○○を大切にする)」
    という表現は気に入ったので、機会があったら使ってみたいと思う。

  • [ 内容 ]
    いま、急速に多様化する、韓国の人びとの価値観。
    激変する社会と伝統とのせめぎあいを、ことばの宇宙が映しだす。
    ことわざ、詩歌、流行語、そして敬語に身体表現…。
    ふと、日韓の意外な遠近も浮かびあがる。
    NHKハングル講座の講師としても知られる著者が、楽しく多角的に、解き明かす。

    [ 目次 ]
    第1章 日韓文化の遠近
    第2章 女性が変わる、儒教が変わる
    第3章 身体と自然のまじわり
    第4章 詩が映す現代社会
    第5章 ことばがたどってきた道
    終章 異文化理解のゆくえ―むすびに代えて

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    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 韓国にはまっているので、目にとまってすぐに読んでみようと思って読みました。
    この本は、主に韓国語の言語や習慣について書いてあり
    すごく楽しく読み終わりました。
    面白かったことのなかで、例えば、「気」という言葉を聞いて日本人はつい精神的なことをイメージするけれど
    韓国人は神経的なことを思い浮かべるらしい。
    その他にも、日本語で「キブン」を「キブン」と話したり、「雰囲気」を「プンギ」と読んだり、日本語と韓国語は似たり寄ったりな部分も多いです。
    韓国に興味がない人にも、ぜひ読んで欲しい一冊です。

  • 韓国の文化の変容
    韓国について詳しく知ることができたので、参考になった。

  • 朝鮮語(いわゆる韓国語)の慣用句などの表現と日本語のそれを比べたり、朝鮮語の歴史、韓国の詩などを通じて、朝鮮語の背景にある儒教、陰陽五行の思想や韓国の社会を読み解く本。特に「内外酒店」であたかも第三者がいるかのように振舞う敬語の話や、北朝鮮の「マルダドムギ」という言語政策の話、ハングルの話などが面白かった。現代詩も意外と面白い。慣用句の表現の日韓の対照などは、対照言語学というにはいささか表面的かもしれないが、興味深い示唆を与えてくれる。(07/06/27)

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