ゼロエミッションと日本経済 (岩波新書 新赤版 491)

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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004304913

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  • タイトルと中身に違和感あり, 2004/10/27


    ゼルエミッション(廃棄物の無い)社会の構築の提言として
    先進事例の屋久島の例や、環境に優しいビジネスに取り組む企業を紹介している。興味深かったのは、北海道の住宅メーカー木の城たいせつ、最近なにかと話題の日亜工業の青色LED。
    また、企業のほかに、地域の環境の取り組みも紹介している。風力発電の立川町の話が興味深かった。
    ただ、本書のタイトルと日本経済への結びつきが良くわからなかった
    今、廃棄物(エミッション)をなくし、資源循環型社会をめざす「ゼロエミッション」構想が提唱されている。環境保全という地球規模の課題にこたえる経済システムとは何か。屋久島の実験をはじめ、「常識」の壁に挑む起業家たち、足元から実践する地域、方向転換を展望する企業など、最新の動向を報告して、新時代のイメージを提出する。

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著者プロフィール

経済・環境ジャーナリスト、千葉商科大学名誉教授

1964年日本経済新聞社入社。ロンドン支局長、日経ビジネス編集長、論絶副主幹などを経て千葉商科大学政策情報学部教授。2010年から名誉教授。専門は日本経済論、環境経済学。主な著書に「ゼミナール日本経済入門」(編著、日本経済新聞社)、「新・日本経済入門」(同)、「環境が大学を元気にする」(海象社)、「サステナビリティ経営」(講談社)、「環境再生と日本経済」(岩波新書)、「日本経済復活、最後のチャンス」(朝日新書)、「日本経済グリーン国富論」(東洋経済)など。

「2021年 『改訂版 石橋をたたいて渡るネット株投資術 コロナ下でもしっかり利益』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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