日本の地名 続 (岩波新書 新赤版 559)

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004305590

作品紹介・あらすじ

地名はいつも私たちに不思議な興趣を呼び起こす。とりわけ狼森、犬卒塔婆、狐塚、磯鶏、猫魔ヶ岳といった動物地名が鮮やかな記憶を焼き付けるのは、これらの地名が古くからの伝承や信仰、人々の暮らしと深く結び付いていて心の奥底の思いをかきたてるからに違いない。アイヌ地名から南島地名まで日本全国のさまざまな動物地名を訪ねての旅。

感想・レビュー・書評

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  • 自分の住所に、動物を表す漢字は入っていませんか?その地名と動物との、深くてありがたい(ちょっぴり怖い?)お話をご覧下さい。
    (有機・高分子物質専攻 M1)

  • [ 内容 ]
    地名はいつも私たちに不思議な興趣を呼び起こす。
    とりわけ狼森、犬卒塔婆、狐塚、磯鶏、猫魔ヶ岳といった動物地名が鮮やかな記憶を焼き付けるのは、これらの地名が古くからの伝承や信仰、人々の暮らしと深く結び付いていて心の奥底の思いをかきたてるからに違いない。
    アイヌ地名から南島地名まで日本全国のさまざまな動物地名を訪ねての旅。

    [ 目次 ]
    第1章 海彼の来訪者
    第2章 先祖としての動物
    第3章 冥界の案内者
    第4章 畏きもの
    第5章 ヨモノ
    第6章 人の暮らしとともに
    第7章 狩の幸
    第8章 翼あるもの
    第9章 河海の生き物

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    [ 参考となる書評 ]

  • アイヌ地名から南島地名まで日本全国のさまざまな動物地名をたずねる。

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著者プロフィール

1921年、熊本県水俣市生まれ。東京大学文学部卒業。 「風土記日本」「日本残酷物語」、雑誌「太陽」の初代編集長を経て、文筆活動に入る。「南島文学発生論」で芸術選奨文部大臣賞・第2回南方熊楠賞受賞。「海霊・水の女」で短歌研究賞受賞。 1981年以来、日本地名研究所所長として現在に至る。文化功労者。 冨山房インターナショナルより「谷川健一全集」(全24巻)を刊行した。

「2013年 『谷川健一全集 全二十四巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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