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みんなの感想・レビュー・書評
高架橋やビル、マンションを支えるコンクリートの早期劣化が高度経済成長頃に造られた建築物から見つかり、その理由を化学的、行政的な観点から調べて考察した本。作業効率と経済性からコンクリートの強度がないがしろにされている現実が明らかにされている。巻末には、マンションの選び方と入居後の対応法も述べられている。
1970年代のマンションには要注意とのこと。
僕が気に入っている築30-40年のマンションが当てはまった。
満足度5
コンクリートの中性化による鉄筋腐食やアルカリ骨材反応に関して、具体的な事例を出しながらの説明があり非常に分かりやすいかった。
個人的に苦手である化学系の内容にも関わらず、分析結果などの現象も分かりやすく述べてあった。
セメントメーカーや生コン業者,ゼネコンなどの関係性なども書かれており,学生としては勉強になった。
いわゆる高度経済成長期以降に建設されたコンクリート構造物の危険性について指摘した本。 コンクリートの「病気」であるアルカリ骨材反応などについて述べており、高度経済成長期以降に建設された山陽新幹線などの橋脚がこれらの病気に見舞われていると指摘している。 こう書けば、ただこれまでわかっていなかった現象が生じたようにとることができるだろうが、これらの反応の原因として海砂などの不良な材料を使用した... 続きを読む »
1999年の本だけど、今読んでも遅くない著書です。 コンクリートについての知識がつきます。 ?鉄骨の疲労破壊の話。新幹線の高架に使われるRCの鉄筋で被り厚が少ないため、むき出しになった鉄筋が鉄道の振動等で繰り返し引張荷重を受け、疲労破壊する恐れがあるとのこと。学部のときに同期が鋼材の疲労破壊の実験していたので、RCでもこういった現象が懸念されるということに新鮮な驚きを覚えたので記憶に残って... 続きを読む »
知らなかったコンクリートの問題, 2004/9/27
山陽新幹線などでトンネルのコンクリート崩落事故が起きているようです。気になってこの本を読んで見ましたが、ちょっと愕然としました。コンクリートの危険性、特に山陽新幹線のコンクリートの危険性はずっと前から指摘されており、先日のコンクリート崩落も当然の結果なのかも。このほか、知らないコンクリートの問題点が良く分かりました。内容的には難しいですが、一読の価値があると思います
コンクリート構造物に問題が発生するメカニズムについて原理的・理系的に解説する部分と、なぜ問題の発生を許してしまったのかを社会環境の変化という面から探る部分とに分かれる。思っていたより前者が長くてしんどい。
ビル・家屋専門の話だと思っていたら、むしろ新幹線の高架橋とか高速道路の話がメインで、ちょっと笑えない内容だった。パオロ・マッツァリーノが引用していたので気になって読んでみたのだが、彼はずいぶん神経が太すぎると思った。飛行機に乗れないタイプの人に本書を読ませたら、本当にどこにも行けなくなりそう。
おまけでマンションを買う人向けの解説がついてて、ここだけ妙に生活感溢れる内容なのがなんか面白い。
100円。
いま話題のコンクリートのことを、文系頭の私にも分かるように書かれています。目に見える範囲でも、手抜き工事は見破れる。過信することなく、運輸省の官僚が書いた衝撃的な内容です。







