- Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004306627
作品紹介・あらすじ
あるいは史書を著しあるいは詩文を作り、また画筆をとり、書に遊ぶ人びと-前漢の司馬遷から清代の鄭板橋・呉敬梓に至る雄大な中国文学の流れの中から十人の文章家を選び出して、その人と作品を縦横に語る。時の権力に対峙する者、背を向ける者、自立を目指す者、十様の生の軌跡が確かな輪郭で歴史の中に浮かび上がる。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
元稹はマラリア(瘧)にかかっていたのか・・。
時代背景、作家の生活背景は作品の理解の一助となると、改めて感じた。 -
[ 内容 ]
あるいは史書を著しあるいは詩文を作り、また画筆をとり、書に遊ぶ人びと―前漢の司馬遷から清代の鄭板橋・呉敬梓に至る雄大な中国文学の流れの中から十人の文章家を選び出して、その人と作品を縦横に語る。
時の権力に対峙する者、背を向ける者、自立を目指す者、十様の生の軌跡が確かな輪郭で歴史の中に浮かび上がる。
[ 目次 ]
第1章 危機を生きた文人(司馬遷―「発憤著書」の歴史家;孔融―偏屈な才子;〓@4BB4康―抗う竹林の隠者;顔之推―処世に徹した文人)
第2章 快楽を求める文人(蘇東坡―逆境に動じぬ生の達人;楊維〓―「文妖」と呼ばれた快楽主義者;鄭板橋―自立する文人画家)
第3章 物語世界の創造者(元〓@5DBA―中国最初の小説家;湯顕祖―大戯曲家の反骨精神;呉敬梓―気ままに生きた諷刺作家)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
「史記」をかいた司馬遷など、世界史の教科書に出てくる人から、鄭板橋など誰・・・?という人まで、文章家10人の生涯を短めにまとめたものです。
大学で中国文学の講義をとってたから読んだ以外の何者でもない(笑)。