金融工学とは何か: リスクから考える (岩波新書 新赤版 673)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004306733

作品紹介・あらすじ

世界的大競争時代の中で、日本経済をどう再生させていくべきか。一三〇〇兆円を超える個人金融資産を活かすことができるか。銀行・保険・証券といった従来の業態別の見方をこえて、資本の効率性とリスク配分機能を重視した「金融商品」とは何かを解説。いま注目の最先端理論のポイントを紹介し、金融システムのあり方を問う。

感想・レビュー・書評

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  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/245465

  • 105円購入2011-12-22

  • 【由来】
    ・アテネの最終日で

    【期待したもの】


    【要約】


    【ノート】

  • 今野浩先生の『金融工学の挑戦』
    http://booklog.jp/users/tohoho238/archives/1/4121015274
    と比較するとこちらの方が、読みにくい。

    あと現在の金融が肥大化する経済の病が顕在化した状況を考えると、あまりに明るい展望を持ち過ぎているように思った。

  • 金融工学の基礎的な教科書と思い購入を決意した。株系の知識を増やしたかったが、内容は銀行等のリスク管理にまで及ぶ。1回読んだだけでは数式の理解まで至らなかったので、後日再読しようと思う。

  • 金融工学の本というと、個々の理論を重点的に解説するものが主流ですが、
    本書はもっと根源的なマクロ経済のシステムから金融工学の考え方を適用する重要性の解説に重きを置いています。
    ただ、惜しむらくは、時代の流れの中での金融工学の必要性をフォーカスしているので、記述内容がちょっと陳腐化しているような気もしますし、用語の使い方がやや講学的な印象も受けます。
    しかし、それでも金融システム全体を見通した今後の金融工学論は一読の価値ありでしょう。

  • [ 内容 ]
    世界的大競争時代の中で、日本経済をどう再生させていくべきか。
    一三〇〇兆円を超える個人金融資産を活かすことができるか。
    銀行・保険・証券といった従来の業態別の見方をこえて、資本の効率性とリスク配分機能を重視した「金融商品」とは何かを解説。
    いま注目の最先端理論のポイントを紹介し、金融システムのあり方を問う。

    [ 目次 ]
    1 金融資産とリスク(金融の三つの基本リスク 定期預金とリスク ほか)
    2 新しい金融の見方(金融を「機能」で見る 金融製造業の「製造」とは ほか)
    3 資本の効率性を促す(金融工学の役割と主な領域 無裁定価格理論と不完備制度の完備化の流れ ほか)
    4 大競争時代の金融システム(日本の金融インフラへのビジョン 金融システムの競争力と金融技術 ほか)

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 簡単な金融工学についての本。金融工学?という方が読まれる本ではないでしょうか?ところどころ、計算が複雑でわかりませんでしたが・・・

  • 金融工学入門。

    前半部はリスクという観点から「金融」を
    広く分かりやすく解説していて、初心者の私にはとても勉強になる内容だった。
    後半は少し難解。
    金融工学を少しかじりたいだけという人には手に負えない内容かもしれない。

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著者プロフィール

前京大

「2022年 『経済時系列分析ハンドブック 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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