純愛時代 (岩波新書 新赤版 (688))

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著者 : 大平健
  • 岩波書店 (2000年9月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004306887

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純愛時代 (岩波新書 新赤版 (688))の感想・レビュー・書評

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  • 精神科医が、いくつかの症例を紹介した本で、キーワードは「純愛」。
    「理想の恋愛」や「運命の出逢い」といった言葉に
    呪縛されているかのような人たちの姿が浮かび上がる。
    自分に相応しい人が必ずどこかにいるはずだから、
    手近で間に合わせないで積極的に探しに行こう――でも、
    探したけれど見つからない……で、不具合が生じる、と。
    自分には人間としてこれだけの価値があるのだから、
    充分、釣り合いが取れる相手でなければ、
    恋する意味がないという発想に基づいているらしい。
    それはつまり他者に対して強く承認を求めるということであり、
    裏返せば過剰な自己愛の現れなのではないだろうか。

  • 症例がなんだかわかる。

  • 請求番号:S1082/141.62
    資料ID: 50021165
    配架場所:図書館1階西館

    【感想文 by Y.K】
    恋や愛、情事に気を揉み悩みの深みにはまっていく人の心の心情や様子が精神科医目線で描かれています。少し前の話ですが、昔の恋愛から”イマドキもの恋愛”に変化した瞬間ぐらいの話だと考えます。いわゆる現代の若者の恋愛事情。現代に生きる若者特有のナイーブな恋愛模様に加え、恋愛を通して成長していく患者さんたち一人一人が描かれています。また精神科医の恋愛観もかいまみえました。

  • 著者は「あとがき」で、次のように述べている。「ドラマに準えて言えば、今日の“愛”というのは、主人公と監督がともに「自分」の自作自演なのだが、普通の恋愛がとかくその二人の「自分」の妥協によってすっきりしない仕上がりになるのに対して、純愛では、主演の俳優女優の都合に合わせて監督が譲歩するどころか、役者はあくまで監督の理想、つまり「純愛」の物語通りに演じさせられる」。

    純愛の「物語」を追及する監督としての自分と、現実の中で振る舞わなければならない役者としての自分との齟齬によって、精神に変調を来してしまった〈患者〉たちのエピソードが多く取り上げられている。

    患者たち本人は苦しんでいるので軽々しくこんなことを言うべきではないのかもしれないが、本書に収められた患者たちの「純愛」のエピソードが、珠玉の短編小説のように美しいと感じてしまった。

  • 純粋なものほど壊れやすい。

  • 過去の感想に「不思議な感覚。純愛と精神病。」と書いてあった。
    お医者さんによる実話に基づいた話だったかな~…。ちょっと思い出せないですね。

  • 適当に手にとったこの一冊…

    タイトル強烈
    純度の高い愛は怖いなと
    それで精神病になっちゃうんだからなー
    やはり恋をする自分とそれを監督する自分が必要だな
    つまり周りの目とか少し気にする意識というのがないと恋敗れたあとの壊れ方が半端ないと本書を読んでわかった

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    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
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    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 本書は精神科医である著者のもとを訪れた患者たちの話である。著者が多くの書で身近なテーマを取り上げてきたのと同様、恋愛という誰もが一度は悩んだであろうテーマを扱っている。

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