- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004306948
感想・レビュー・書評
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女性の働き方が多様化する一方で、処遇や賃金など雇用環境での性差別がまだ存在している現状とその対抗策について書かれた本。
本書は2000年に出版されたものですが、本書が明示した問題点は2020年現在も解消されていないものです。
女性の労働環境改善を考える上で、まず最初に読んでおきたい本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
必要に迫られて読んだので、読了に時間を要した。先進国OECDの中で、2000年時点で日本の法律や雇用形態がこんなにも遅れている事に驚愕した。未だに払拭されない問題である事に根深さを感じる。
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11月25日『OLの日』この一冊
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現代社会でもなお女性特有の働きにくさは存在します。その原因を考える際の出発点となるような本です。
[配架場所]2F展示 [請求記号]080/I-3 [資料番号]2002113333 -
10年以上前の著作とはいえ、現代社会で労働する女性たちの置かれている環境や心境を具体事例とデータを用いて詳細に記述している。自分と照らし合わせると、仕事で向上心を燃やすほど、家庭との両立の難しさや仕事内容のきつさから、管理職よりもスペシャリストを目指そうとする女性が多いとの指摘に納得した。男女の仕事内容の差はまぬがれ得ないのかという問題と共に、自分自身がその論理を利用して嫌な仕事をまぬがれてスペシャリストになりたいという気持ちがあることがリンクしている。個人的課題として、、社会がスペシャリスト型女性を容易に受け入れる態勢に基本的になったいないのだから、スペシャリストになりたいなら自分で目標を具体化しながら受け入れられる場所を探して上手く道をつくっていかねばならないと思った。
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女性を差別しないでください
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■日本型能力主義が女性差別を生みだしているということがよくわかった。
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わたしは、女性だから、これから生きていくうえで、社会に出て男性と同じように働くことは難しいと感じられるから、この本を選びました。
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卒論