自治体・住民の法律入門 (岩波新書)

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著者 : 兼子仁
  • 岩波書店 (2001年8月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004307440

自治体・住民の法律入門 (岩波新書)の感想・レビュー・書評

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  • 第一印象は、法学の先生が書いた教科書のようだったが、意外に面白かった。
    市町村と住民の間で起こり得るの行政上の諸問題(揉め事だけとは限らない)を、法に照らして解釈・解説する実例が多数収められている。法解釈といっても、あくまでも入門書。憲法・刑法・商法・民法などと違って、至極身近な事例ばかりだし、極端に難解な法律用語も無いので、読むのに苦はなく、地方行政の中の世界が見えた気になる。自治体の法務や法解釈のスタンスは、かつては中央にお伺いを立てる"中央照会型法務"だったのが、近年は地域特性に合わせた形での"自主解釈型法務"へシフトしているという。各市町村の職員にも法務スキルの向上が求められているということにもなるし、職員だけではなく、住民にも法務スキルというか、法リテラシーのような感性が必要なる時代だ。

  • [ 内容 ]
    “いじめ”で公立学校から転校させられた場合の賠償責任は?
    「要介護認定」資料のプライバシーはいかに守られるのか?
    日常生活のなかで直面するさまざまな法的問題を、具体的な事例をふんだんに盛り込みながら解説する法律入門。
    「地方の時代」といわれる今日、住民参加の地域づくりのために欠かせない法学知識を網羅。

    [ 目次 ]
    1 住民の生活にかかわる法律相談
    2 自治体とは、住民とは
    3 自治体行政にかかわるいろいろな法―六法、行政法および諸“特殊法”
    4 自治体の「例規集」にアプローチしよう
    5 自治行政のしくみと住民の権利
    6 自治行政をめぐる争いと救済
    7 自治体の“政策法務”と住民参加

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 具体的な事例に即してさまざまな法律問題を分かりやすく解説してくれており、質・量ともに、タイトルにあるとおり「入門」としては適切。
    http://d.hatena.ne.jp/hachiro86/20060901

  • 自治体と住民に関わる法律関係について解説した、行政法学者による新書。本書を読もうとしたのは地方公共団体の補助金関係の研究の参考とするためで、その点、要綱に基づく地方公共団体の補助金等の申請の拒否は行政処分であるとする筆者の見解には疑問に思うところではあるが、本書を読了して、自治体が多種多様な法律、条例等を駆使して住民生活のために尽力しなければならないのであるなあと痛感するところ。浅く広く勉強できるのは良いですね。

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"いじめ"で公立学校から転校させられた場合の賠償責任は?「要介護認定」資料のプライバシーはいかに守られるのか?日常生活のなかで直面するさまざまな法的問題を、具体的な事例をふんだんに盛り込みながら解説する法律入門。「地方の時代」といわれる今日、住民参加の地域づくりのために欠かせない法学知識を網羅。

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