日本の刑務所 (岩波新書 新赤版 794)

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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004307945

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  • [ 内容 ]
    刑務所に入るとどんな権利が剥奪され、どんな日常生活を送るのか。
    面会、通信、刑務作業、累進制度、懲罰などは、実際どのように行なわれているか。
    受刑者からの聞き取りや、獄中から待遇改善を訴えた裁判例に基づいて実状を紹介し、国際的な人権規約や諸外国の例に照らして、日本の受刑者処遇の問題点を検討する。

    [ 目次 ]
    はじめに
    第1章 受刑者とはどのような存在か
    第2章 刑務所の日常生活
    第3章 外部世界とのつながり
    第4章 刑務作業は労働か
    第5章 規律と懲罰
    おわりに 受刑者の社会復帰を妨げるもの

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著者プロフィール

1934年生まれ。1957年中央大学法学部卒業。1964年明治大学大学院博士課程修了。1963~64年カリフォルニア大学犯罪学部留学、大学院在学中より法務省法務総合研究所研究官補(1962~67年)を経て明治大学法学部教授(2004年定年退職)。
現在 弁護士、明治大学名誉教授、法学博士(明治大学)。
[主要著書]
『犯罪学』(成文堂、1971年、現在八訂版)、『アジアの非行少年』(勁草書房、1985年)、『刑事政策の問題状況』(勁草書房、1990年)、『死刑廃止を考える』(岩波書店、1990年)、『死刑〈新版〉――その虚構と不条理』(明石書店、1999年)、『死刑廃止に向けて――代替刑の提唱』(明石書店、2005年)、『刑務所改革』(日本評論社、2007年、編著)、『社会のなかの刑事司法と犯罪者』(日本評論社、2007年、編著)、『死刑制度──廃止のための取り組み』(監訳、ピーター・ホジキンソン、ウィリアム・A.シャバス編、明石書店、2009年)、『日本の刑務所』(岩波新書、2010年、アンコール復刊)、『刑事司法――逮捕・裁判・服役そして社会復帰』(勁草書房、2011年)、『概説 少年法』(明石書店、2013年)、『受刑者の法的権利』(三省堂、2016年、改訂版)等。

「2016年 『Q&A 日本と世界の死刑問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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