- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004308614
感想・レビュー・書評
-
冷戦以降の世界の核兵器状況が、分かりやすく、かつ論点も明快に論じられている。
なかなかこのての本では、まとまったものが少ないが、本書は核軍縮を議論する際の基盤を与えてくれる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
模擬入って最初に読んだ本。
-
[ 内容 ]
北朝鮮・イラン・南アジア等、いま世界では核拡散の危機が進行している。
新しい核戦略を掲げるアメリカ政府もそれに拍車をかけている。
NGOで平和問題に実践的に取り組む著者が、危機の構図を分析し、核軍縮への道を提示する。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
核の脅威について、また世界に広がる核拡散と、核軍縮への動き、またこれらの動きに対するアメリカと日本の態度といった、核に関連する流れを抑えている。
一方で、このような表面上の流れや枠組みなどの経緯が記述されているのみで、それ以上に深く考察しようという意図がみられない。そのため、非常に単調で面白みのないものになっている点は否めない。
核拡散の流れをみる、一つの資料として扱うのが適当だろう。 -
題名に偽りあり。核拡散の歴史的経緯を叙述するのみで「軍縮の風」に対する説得的な議論を展開しようとする意思さへ感じられなかった。
-
大学の都合で、核拡散について調べなくてはいけなくて読みました。
物凄く大まかにではありますが、国際的な枠組みや流れ。
その中での日本、アメリカの立ち位置を批判的に捉えているものでよかったです。
もっと、歴史や枠組みをしっかり説明してくれてもよかったかも。
まあ、別の本で調べればいい話ですけどね。 -
かじり読みした。最近の動向とか書いてあっておもしろい。読みやすい。
-
核兵器を調べるにしても色々あるが、とりあえずこれ読んどけば、大まかなことは分かる。夏のゼミ合宿ではこの本を原点にして発表した。4人班なのに結局俺一人で論文とレジュメ書いてパワポ作った。嫌な思い出(笑