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みんなの感想・レビュー・書評
● アジアの冷戦が固定化し、米中接近まで日本がとりえた選択は ①アジア置き去りで米国と協調 ②米国との関係を前提に限定的自主 ③対米路線 石橋湛山はアジア主義、日米ソ中の平和同盟構想を持っていた 1953~中国では ①日本軍国主義と人民を区別 ②政策を決める行政員とその他を区別 対米自主を目指す鳩山一郎内閣で中国に日本との接近望む 1955 4段階の中国正常... 続きを読む »
戦後日本と中国との関係は、日中の二国間だけで考えるよりも、日米あるいは日ソ、米中、米ソといった関係を知ることで理解が深まるのではないかと思う。しかしどちらにせよ、国交に関して学ぶことと、その国の歴史について深く理解することとは、別物であり、後者の努力なしには「親」も「反」も安易な観方を身に付けたくないものだ。
早稲田大学政治経済学術院教授(現代中国論)の毛里和子の著書。 【構成】 第1章 冷戦のただなかで 1 サンフランシスコ条約と日華条約 2 戦後日本の「脱アジア」と対中政策 3 中国の対日基本政策 4 民間貿易とその役割 第2章 日中正常化への道 1 米中の和解 2 日中正常化のプロセス 3 正常化をどう評価するか 第3章 中国の近代化と日本 1 中国の... 続きを読む »
日中関係を近代史から紐解いた新書。2006年に書かれた本なので、その当時の感覚が伝わってくる。ちょうど反日デモが中国で繰り広げられ、日本人の中に中国に対する嫌悪感が広がった時期。また、同時に不況にあえぐ日本にとって、中国との経済関係が重要になってきている時期。 本書では、GDPが2020年になると中国に抜かれるのではとのんきな論調で、まさか現在のような急激な発展を達成するとは想像できなかった... 続きを読む »
本書では、戦後の中国外交について、2005年の反日デモまでが扱われていた。2005年時点では、反日デモなどで日中関係は冷えきっていたが、2006年の安倍内閣成立以降、毒餃子問題などはあったものの、日中関係はおおむね改善の傾向をみせている。首脳同士の交流が活発に行われるようになり、戦略的互恵関係が推進されている。筆者が言うように、日中関係は「再構築」への道を歩んでいるといえる。 本書を読んで感... 続きを読む »
またまた忙し期間に入ってなかなか読めなかった本。
これからしばらくはゆっくりと読む時間もとりたい。
内容は戦後50年代〜06くらいの日中関係。
戦後直後の国交のない時期、
72年国交正常化後の蜜月期
80年代後半からの構造変化の時期
そして近年へ
流れがわかりやすい。
それぞれのステージにおいて、外交政策が挙げられている(初学者なので十分かつ偏りがないかはわからないが。)
中国国内での政治的変化も手に取るように理解できる。
日本国内の世論の動きにあまり触れないのは残念。せっかく国内の世論の重要さについて強調しているのに。
かなり中立的で良書。その分単調で真新しいことはないが、日中関係について間違った本がずらりと店頭に並んでいるのを思うと、これは人々に読まれるべき本と確信する。
日中関係は戦後どのように構築され、どう変遷し、現在はどういう状況で、これからどうなっていくと思われるのか という話。 戦後の日中関係を規定したのが冷戦と台湾問題、それに関ってくる米国。 当時の日本の首脳陣は地政学的観点から中国に敵対はしたくない⇒米国の圧力で台湾を国家として認める 中国も台湾問題の観点から日本を味方にひきいれたい⇒賠償放棄 アメリカは中国の共産党政権を封じ込めたい⇒... 続きを読む »
本書を通して中国にとって台湾問題が重要であるかを理解した。日本と中国の歴史認識の違いについても改めて勉強になった。それにしても中国は早く民主化すべきであると思った。
語学のレポートの課題図書。正直、語学でレポートって詐欺だと思う。近年悪化の一途をたどる日中関係の綻びの指摘・解決策を筆者の視点でわかりやすく書いてあります。おすすめ。
「あるべき日中関係」よりも前に、「現実にあった日中関係」、「現実にある日中関係」を描くことに努めた・・・著者のそんな想いがひしひしと伝わります! 今年一番の良書!と評しても良いでしょう!マジメに日中関係を考えたい人は是非一読を!

・ROCは最初から「以徳報恩」ではなく、日本に自らを正統政権と認めさせるためぎりぎりになって賠償請求を放棄したと。PRCは1964年1月頃放棄を決定したらしい。①サンフランシスコ条約に示される連合国の...






