- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004310723
作品紹介・あらすじ
二五〇〇年前、インドの地に生まれ、悟りをひらき、布教・伝道活動を行ったブッダはどんな旅路をたどったのか。長年インドを舞台に取材を続けてきた写真家が、その生涯の足跡にそって、現代インドの風景・風俗、遺跡や仏像・レリーフの写真とともに仏教誕生の背景に思いを馳せる。前田專學「ゴータマ・ブッダ-その人と思想」併載。
感想・レビュー・書評
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いつも利用している図書館の新書の棚で目についたので手に取ってみました。
少し前に同じ岩波新書の「玄奘三蔵」を読んだところだったので、彼の足跡と重なるインド国内の仏教遺跡を紹介した内容に関心を持ったというわけです。
早速読んでみましたが、初心者向けブッダ入門でもあるので、私のような無学者にとっては有益な本であるはずなのですが、正直なところ、ブッダの生涯の旅路に沿って史跡や風景の写真を眺めるだけで終わってしまいました。
もちろん、それは私の無知故であり、情けない限りです・・・。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2021年1月期の展示本です。
最新の所在はOPACを確認してください。
TEA-OPACへのリンクはこちら↓
https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00232208 -
ゴータマ・シッダールタさんの生涯の概要はわかる。初期仏教の姿がおぼろげながらわかる、のだが、結局私には仏教も含めて宗教というものが理解できないと思う。
とはいえ、宗教の引き起こす社会的影響は無視できないので、これからも社会、歴史の理解の一部として、宗教のことはそこそこに勉強していこう。 -
ブッダ(=釈尊)の歩んだ未知を写真つきで辿れる。
インドの旅前にまた読みたい -
2013.11.14
ブッタの存命中の動きを知るには、手っ取り早く最適
初期仏教の根本的な考えを知る、現代と結びつけるには、解説がよい。 -
ヒンドゥー・ダルマに則った生活をおくるインドの人々
ガンガー河岸のガート(沐浴場)にごったがえす巡礼者たち
ブッダの生きた時代のインドも、今のインドも、そう大きく変わらないのではないかと、思いを馳せた。 -
セイントお兄さんの背景を勉強しようと思って買ってみた。
写真は綺麗やけど、非常にお固い内容かつ固有名詞のカタカナが多いためなかなかに読みづらかった… -
カラー写真が豊富で、ブッダが旅した土地の現在の風景を概観できる点は良い。ただブッダを巡るストーリーは断片的でイメージしづらいので、手塚治虫氏の「ブッダ」と併せて読むとちょうどいいと思う。