- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004311867
作品紹介・あらすじ
名誉権と表現の自由は時として衝突する。そのせめぎあいをどう調整したらよいのか。インターネット上の誹謗中傷や、損害賠償の高額化といった新たな問題をどのように考えるのか。七つの事件をたどりながら、名誉毀損をめぐる法的な枠組みを分かりやすく解説。表現の自由が危機にあるという問題意識から、今後の裁判のあり方を考察する。
感想・レビュー・書評
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2023年3-4月期展示本です。
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思索
社会
メディア -
書名:名誉毀損――表現の自由をめぐる攻防
著者:山田隆司(新聞記者、法学博士)
【目次】
はじめに (i-iv)
第1章 名誉毀損とは何だろうか 001
第2章 表現の自由をめぐる攻防 023
1 現職の総理が小出版社を訴えた――森喜朗首相対雑誌『噂の真相』事件 024
2 意見が名誉を毀損したら――長崎教師批判ビラ事件 050
3 ネット上の中傷をどうするか――動物病院対2ちゃんねる事件 078
第3章 判例の枠組み――「相当性」の基準とは何か 109
1 事実を真実と信じた「相当の理由」があればよい――「署名狂やら殺人前科」事件 110
2 刑事事件でも「相当性」の基準が使われる――『夕刊和歌山時事』事件 137
第4章 名誉毀損の救済手段とは 165
1 事前差止めはどんなときに認められるか――『北方ジャーナル』事件 166
2 損害賠償が高額化する――女優X氏対『女性自身』事件 191
終 章 名誉毀損裁判のこれから 213
あとがき 231
参考文献一覧
判例索引
事項索引