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この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
思考のフロンティアシリーズのクイア・スタディーズをもう少し簡単にした内容。コンパクトにまとまっていて、入門書として良い。
【私のメモ】 同性愛の歴史についての本。 特に驚いたこと・勉強になったことは ・性的マイノリティに対する政策が地方のほうが進んでいること ・歴史の中で同性愛・性同一性障害を病理として扱う時期があった。その後消えるが、性転換手術などの技術の発展に伴い、再び病理として扱われるようになった。 ・「性的指向という考え方」 (嗜好とは異なり、選ぶことができないものと認識する) 同性愛者、異... 続きを読む »
日本や世界における、同性愛者(特にゲイ)に対する見方の歴史的変遷や、いかにこの世界が男-女というペアの価値観で支配されているかを日常的な事例から解説したもの。
「同性愛」という事象をジェンダー論の立場から捉えるとともに、ゲイに関する一般的な誤解を改め、人権問題としてきちんと向き合う姿勢が強調されている。
これまで見えにくい、見ようとしない、あるいは見えない「同性愛」をきちんと考えるための本で、人権意識を研ぎ澄ますのに役立つ。こういう問題からは普段、積極的に見て見ぬふりをしようとしていることを認識したり、やや著者のトーンが、冷静な分析を超えて被害者感情の吐露になっている感じがするとどうしても思ってしまったり、という、やや自己嫌悪に陥った。(11/11/18)
全体的にとても読み易く分かり易く、最後尾で他の関連DVDや書籍も紹介されているので、ここから枝を伸ばす事も容易く、入門書として最適。
過食する面白さ。情報を高速ダウンロードする痺れがある。
振り向けない程の過去は、黒く寒い。答えは既に存在している、何故人間は、大衆と違点があると嫌悪するのか。過去ほど無慈悲ではないが、行為が隠微だ。
何故笑うのか?何故嫌悪するのか?何故軽蔑するのか?何故特別だと思うのか?では自分は正常だと呼べるのか?行為以前に受け取る側の心意を感じ取れたならば、こんなことは起きないはずだ。掻き分けても掻き分けても、深淵な歴史が存在して思わず涙を流した。
立ち読み:2010/4/2
「ゲイである」ことを男の友達にカミングアウトした瞬間、「ゴメン、おれはその気はないから」と言われる。これが「ヘテロである」ことのカミングアウト(?)に置き換えたらたいそうおかしな話だ。
ほかにも合宿所での強烈な差別など、緊張感のある内容が多い。
「愛」を「生殖」に従属させるという発想が、そもそも即物的なイデオロギーだ。「種の保存」だとか「本能」だとか、誰が言い出したか知らない匿名のテーゼに束縛される必要は全くない。 生殖可能性を根拠に「異性愛+結婚=自然、同性愛=逸脱・病気・犯罪」という異性愛主義(heterosexism)と同性愛嫌悪(homophobia)が"正当"化される。恣意的なジェンダー規範の強制から... 続きを読む »
様々な視点から同性愛について説明しているので、入門向けとしてちょうどいいです。
テレビに出て面白いことをしている同性愛者は、同性愛者の一部です。
そんな偏った見方だと、偏見するだろうし、そうしていることすら気づかないだろう、ということで手始めに読みました。
乱読をしていなければ手にしなかったかも。根本的な問題は何なのかということをあらためて知った。しかし、それでもまだ「なぜ性的志向があるのか」が最後まで解き明かされていない気がする。
世界の歴史の中での同性愛に対する認識や事件を取り上げながら、一体同性愛がどういう印象を持たれているのか、そしてそれが正しいのかを書いている。
別に間違ったことが書いてあるわけじゃないし読みやすいけど「ハァ?なに言ってんの?」と思った。 今更すぎる。これを2010年に出す意味がわからない。 「みんなこんな風に思っているかもしれないけれどそうじゃないんだよ」という「こんな風」を書くことによって否定を再生産するような語り。 書いてる人けっこう若いのにな。 最初のページからホモフォビアを前提にした物言いで、どうやって肯定を育むのか。... 続きを読む »
『同性愛と異性愛』というタイトルに興味を持って読んでみました。
わかりやすくまとまっていて、読みやすかったです。
良書。読みやすい分かりやすいとtwitterで評判だったので読んでみました。
アメリカの『ストーンウォール事件』など、同性愛の歴史が良くわかりました。
そしてこの本は一抹の不安を投げかける。
異性愛、ってなんなんだ、と。
これはいい本だ、うん。書いた風間さんと河口さんたちが、ゲイ中心の話でレズビアンのことが薄い、と書いていて、それは実際そうなんだが、それを除けば、安心して他人に勧められる本だと思う。学校の多文化共生授業などでセクシュアル・マイノリティについてする、なんてときの副読本あるいは参考書にもなるんじゃないか。だからこの本が万全だ、とは言えないかもしれないけれども。これまでの「入門書」はたいがい、「女性」はど... 続きを読む »







