大震災のなかで――私たちは何をすべきか (岩波新書)

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制作 : 内橋 克人 
  • 岩波書店 (2011年6月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004313120

大震災のなかで――私たちは何をすべきか (岩波新書)の感想・レビュー・書評

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  • 遅まきながら,読みました。再び,いろいろと考えさせられます。津久井先生の玉稿に接することができます(後半の方)。

  • 今回選んだ理由
    東日本大震災が起こった2011年3月11日からもう5年が経過していること。私たちはこのことを忘れていないだろうか。
    他人のことだから関係ないなどと言っているのだろうか。改めて考えていなければいけないテーマである東日本大震災。自分の思いとともに紹介していこうと思う。

    内容
     この本は医師、ボランティア、作家、学者の33名により編集されたものである。
    Ⅰ 3・11は何を問うているのか
    Ⅱ 命をつなぐ
    Ⅲ 暮らしをささえる
    Ⅳ 復興のかたち の4章から成り立っている。
     この本の特徴は色々な面からの意見や実情が見えるのが他の本にはないところだと思いました。被災者・被災地にどう向き合い、どんな支援をするのか33名の思いが詰まった内容になっている。
    それぞれ職業が違うため、目線が異なっているのも見どころの一つ。
    この編集をした内橋氏はこう語っている。「何を問いかけているのか。大きな悲しみや喪失感のなかで新しい歩みを始めてゆかなければならない」と。被災者・被災地にどのような支援をしていくべきなのか。そこがこの本の重要なポイントだと思う。

    おすすめ
     今回の本を選んだきっかけは久しぶりに中学校時代のことを思い出したからだ。
    中学校3年生のとき、意見発表を経験した。「家族について」をテーマにして、発表したことがある。そこで触れたのが東日本大震災。家族を失って悲しんでいる人はたくさんいるはずだ。そして夢をもっていた子供たち。残された私たちがしなければならないこととは・・・。
    どうしたらいいのかと思っていた矢先、この本が目に留まった。どうしてももう一度考えて欲しかったのが私の思いだ。
     この本はなかなか手に取ってもらえないかもしれないが、少しでもこの本から実態を見て欲しいと思った。(151231 碧海のちひろ)

  • 【資料ID】146043
    【分類】369.31/N28
    社会科学のコーナーに並んでいます。

  • 【2014/12/24】
    紹介者:川口明美さん
    レビュー:米山

    あの2011年の震災の混乱のさなか、わずか3ヶ月後に発行された本。
    日がたっておらず、整理されていないからこそ伝わる臨場感が残る本だそう。
    大きな災難も時を経るにつれて忘れ去られてしまいます。
    あの時、遠隔地でも、日本中であなたが強く思ったこと、決心したこと、実行していますか?心がけていますか?
    また眠ってしまった大事なことを思い出させてくれるかもしれない逸品

  • 100体ものご遺体を前にした瞬間、私の死を視た体験は崩れ去っていった。いままでの死とはボリュームがまったく違う、すさまじい死がそこにはあった。柩の中の一人ひとりが、津波に襲われ、のみ込まれる瞬間、何を思ったのだろう、苦しかっただろう、痛かっただろうと、そんな思いが交錯した。それは強烈な痛みとなって私の内面を襲った。・・高橋卓志(住職)(p.109)

    人間は誰でも、「物語る力」「回復する力」を持っている。それぞれが、それぞれの人生物語を紡ぎ、他者との関係性の中に自己を位置付け、位置付けし直しながら生きている。大切な人のことやその人と過ごしたときのことなど思い返しては、解釈を加えて、それを物語に昇華させて、「こうだったのかな」「いやああだったのか」と、そうした作業を重ねながら、故人との関係性の物語を自分の納得のいく形に少しずつ紡ぎ直していくのである。「過去を乗り越える」のではなく、まさに「過去を受容する」わけだ。・・清水康之(p.118)

    個人に責任の無い負担は分かち合わなければならないという単純な理念である。地球人皆が公平に負うべき被害を特定御地域の一部の人々だけが負わされてしまった現実に対して、その人々をして滅ぶに任せるのはあまりに原始的・・加瀬和俊(p.187)

  • 2階岩波新書コーナー : 369.31/UCH : 3410154085

  • 印象に残ったところ:p187個人に責任の無い負担は分かち合わなければならないという単純な理念である。地球人皆が公平に負うべき被害を特定御地域の一部の人々だけが負わされてしまった現実に対して、その人々をして滅ぶに任せるのはあまりに原始的・・加瀬和俊

  • ゼミの課題図書。どの立場の人の話も参考になったし、電車で読みながら泣きそうになることも多かった。個人的に、印象に強く残ったのは前々から興味を持っていたコミュニティの話、仏教の話、法律の話。読めてよかった。

  • 私は恥ずかしながら東日本大震災の復興のために具体的に何か行動した人間ではありません。でもこの本に出てくるさまざまな立場の人間は、全員違う方向から大震災と向き合っていました。具体的な策はそれぞれまったく異なるけど、言ってることは一緒。「ふんばれ」そんな言葉です。

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大震災のなかで――私たちは何をすべきか (岩波新書)の作品紹介

二〇一一年三月一一日、東日本を襲った大震災は、何を問いかけているのか。大きな悲しみや喪失感のなかで新しい歩みを始めてゆかねばならない被災者・被災地に、私たちはどう向き合い、どんな支援をしていったらよいのだろうか。現地で活動を続けた医師やボランティアをはじめ、作家や学者ら三三名が震災の意味、復興の形をつづる。

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