- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004313328
感想・レビュー・書評
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子供へ読ませるのを、ちゃんと選んでるでいい筈。
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読みたい少年文庫がいっぱい!未読リストつくらなきゃ~と思った。
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宮崎駿さんおすすめの岩波少年文庫50冊の紹介などだということです。
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宮崎駿が児童文学作家である事実を突きつけれた。
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児童書、読みたくなりました。
私も子どもの頃、児童書を読んだりしていたけれど、その時も挿し絵を見て「読みたい!」と思ったり、「これは読むのやめよう」とか考えていたのを思い出して、挿し絵は決定的に大きいと挿し絵の存在を語っていた駿さんの言葉に共感。
「たのしい川べ」とか「床下の小人」とか、挿し絵に注目して読みたいな、あと、「借りぐらしのアリエッティ」見たことない!って気付いたので見たい、「たからさがし」も見たい、、
『現在は、写真も映像もあふれかえっていますから、一枚の絵を丹念に読みとる習慣を失っているんだと思います。』
駿さんが紹介されている、児童書50選を、図書館とかでちょくちょく借りて読んでいきたいなぁ、
あと、自分のとっておきの1冊をみつけたい! -
尊敬する宮崎駿さん。長生きしてください。でもこの本を出してくれてよかった。吾朗さんもいるからよかった。
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この世は生きるに値するんだ
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引用します。
「要するに児童文学というのは、「どうにもならない、これが人間という存在だ」という、人間の存在に対する厳格で批判的な文学とはちがって、「生まれてきてよかったんだ」というものなんです。生きててよかったんだ、生きていいんだ、というふうなことを、子どもたちにエールとして送ろうというのが、児童文学が生まれた基本的なきっかけだと思います。」
もう一つの発見は、「小公子」の絵は古茂田守介が描いている、ということだった。現在の版ではなく、1954年刊の方ですが。 -
風が吹き始めた、今、ファンタジーを作ってはいけない。
この言葉に強く共感した。その言葉が書かれているというこの本を読みたくなった。この言葉自体は、ネットの何かの書き込みで知った。
「吹き始めた風のなかで」の章は、『風立ちぬ』を知った今ではよく分かる。宮崎駿という人が、信じるに足る人なのだと思える。
今、ファンタジーを作ってはいけない、その答えが『風立ちぬ』なのだと分かる。
岩波少年文庫の簡単なガイドブックとしてもとても良いと思う。ロビンソン・クルーソーにはちゃんと批判も書き込まれていたりして、真摯だなと思う。
久しぶりに岩波少年文庫の棚に行ってみようと思い始めた。