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日本のデザイン――美意識がつくる未来 についての感想・レビュー・書評


日本のデザイン――美意識がつくる未来 (岩波新書)
645人が登録 ★3.77

著者: 原研哉 
本 / 岩波書店 / 256ページ / 2011年10月21日発売
ISBN/EAN: 9784004313335
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評価平均: 3.77
登録数: 645
レビュー数: 70
価格: ¥ 840 (参考価格:¥ 840)

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この作品に関連する談話室の質問

みんなの感想・レビュー・書評

stargazerさんのレビュー 4 読み終わった

・デザインは生活の本質を浮き彫りにする。
・紙ほど白い物体は自然界にはそうそうない。そしてその白さは、何かを記すときに緊張感を生む。
・素材の持つ可能性。半透明のコンクリートを見てみたい。

shyamazaki69さんのレビュー 4 読み終わった

出張の移動中に読了。
「スト競」の楠木建教授がTwitterで激賞されていたのを見て買ってあったもの。

楠木教授が「これは日本の学校の教科書にせよ!」と評されていたが、なるほど。
序章からして名文。まさにその通り。
ただ、新書としてはかなり写真を掲載してくれているが、それでもまだ私にはイメージが浮かばない固有名詞が散在し、途中画像検索をしながら読んだ。
良書。日本人なら読むべし。

余談だが、千円札の夏目漱石の肖像は45歳頃のものなのだとは知らなかった…。(だいたい没年が49歳なのだからそれよりは絶対に若い) 自分の今の年齢と大して違わないとは!

hoshi10さんのレビュー 2 読み終わった

自分には難しすぎた。後半の政治を巻き込んでデザインイベントを行う意義のところは面白かった。

T002さんのレビュー 4 読み終わった

前著 "デザインのデザイン" に続き、読了。
日本の伝統ある美意識、繊細・丁寧・緻密・簡潔をキーワードに未来をいかに創造していくか、そのために何が必要かを考えさせられる本。たしかにまわりにはモノがあふれ、本当に必要なモノは何かさえ、考える機会が失われつつあるように思います。
そんな中でも日本が大事にしてきたもの、何もないことの優雅さがいかに注目され、重視されているかが分かり、もっと自信を持って前に進んでいくべきだと感じました。
それにしても、デザインという言葉が意味することの奥行きというか、どう捉えるかということは本当に難しい。

yoshimizuさんのレビュー 読み終わった

高齢化、人口減少の中での人との関係性。
日本の性質を世界に発信するということ。

Bluewhaleさんのレビュー 5 読み終わった

「無印良品」のアートディレクションでも知られるプロダクトデザイナーが、これからの日本が向うべき、ものづくりや暮らし等の方向性について述べた一冊。 デザインというと目に見える"物の形"をより見栄えよくだったり、使いやすくするような作業という印象を受けるが、著者の言葉を読むと、人間の考え方や行動の本質をより具体的に捉えることであると感じる。 著者曰く、日本人の価値観の根... 続きを読む »

mikii56さんのレビュー いま読んでる

文化の価値観。
先進国、お金持ち大国になってしまった日本の方向性、全くもって共感しました。こんな時代に育ってきた若い世代の中に気づかないうちにこういう価値観を持って生活してる人もいるのではないかなあと感じました。
ナンバーワンではなく、オンリーワン。

ogawayさんのレビュー 3 読み終わった

欲望のエデュケーションということ。

白紙が使用用途だけじゃなく精神にも作用するように、
デザインによって、意識をかたちづくっていくこと。

物の見方考え方に、直接的にではないけど、無意識的に、強く影響を与えていく仕事。

shoheyさんのレビュー 3 読み終わった

グローバル化する経済、価格で圧倒する中国・韓国のメーカー。日本の製造業に行き詰まりを少し感じていたが、どんな時代になっても本当に行き詰ることはないんじゃないか、デザインがあれば。そう思えてくる本。

spring1000さんのレビュー 読み終わった

デザインそのものを語るというより、
デザインすることによって
世の中がどう動いているかを探り、
そして今後どういう姿になっていくべきかを
冷静に語る原 研哉さん。

語り口は冷静だけど、
デザインに対して、そして日本の未来に対して
熱き思いを内に秘めているのがよくわかる。

この本を読んで、日本という国の文化や歴史を
もっとよく知りたい、知らなきゃダメだ、と思った。

eeedaさんのレビュー 4 読み終わった

「デザインのデザイン」をまだ手に入れていない中で、原さんのデザインの関心がよく見える一冊だった。特に、日本人の持つ美意識を資源として扱う考えは非常に興味深いと思った。
本書は著者のデザイン活動の未来への展望であり、デザインの考えの基盤が記されたものが「デザインのデザイン」とされていた。
逆になってしまったが、ぜひ「デザインのデザイン」も読んでみたい。

kamohonさんのレビュー 3 読み終わった

未来志向のデザイン

satchy0929さんのレビュー 5 読み終わった

慣れない日経新聞、経済書を読んでいくと、 これまで当たり前だとおもっていた事象が、こんな仕組みの中で 決まり、うごいていっているのだと、新しい「目」を得た、気分になっていた。 中でも、私の価値観に一番近い考え方は、 経済を手法として、社会問題解決にいどむ「社会起業」というもの。 先日紹介したユヌス氏のことだ。 更に昨日メディアを通じて「出会った」デザイナーのお2人。 現代のマスな価値観に呑み込... 続きを読む »

なつ菌さんのレビュー 5 読み終わった

面白かった。
全6章でそれぞれのタイトルが、移動、シンプルとエンプティ、家、観光、未来素材(繊維)、未来社会のデザインとなっている。

これからの日本の未来を見据えて書かれている。
過去の展覧会で発表された車のデザインや繊維の先端技術の説明のあたりや、観光でのアマン・リゾーツの例のあたりは具体的で取っ付きやすくて、一番楽しく読めた。

西洋のシンプルと日本の簡潔さの感覚の違いも分かって、日本が日本らしさを生かしてものやことを作っていくべきだと思った。

nogu-tさんのレビュー 3 読み終わった

原研哉の最近の仕事、考えてること、これからやりたいこと。岩波の「図書」に連載されていた内容、ということで、「デザインのデザイン」よりは軽い印象。自身の概念や考えてることをここ最近はどう落とし込んできたか、みたいな。
僕もその一人やけど、新書でなくて作品集ぐらいのレベルで図版もたくさん交えつつ、がっつり原研哉と向き合いたいって人は多いんではなかろうか。
自らコミュニケーション・デザインが専門、というだけあって、相変わらず「モノが書けるデザイナー」さんだなぁと思う。

browningm1837さんのレビュー 4 読み終わった

詳しい中身については他の方がもう書かれているので少しだけ。
本書は本来は「欲望のエデュケーション」というタイトルになるはずだったもので、「デザインのデザイン」と対になる著作とのこと。著者は「なぜデザインなのか」にしたかったようですが…
とても刺激を受ける良い本でした。

djarumさんのレビュー 4 読み終わった

面白かったです。西洋で発見された「シンプル」と日本固有の「エンプティ」とか、装飾による力の誇示などの視点が興味深い。中でも共感できるのは「デザインとは欲望のエデュケーション」という発想。「安くてよいもの」の果てに昨今のデフレ化した世界があるのであれば、「高くてもほしいもの」へと方向付けるエデュケーションこそ、デザインに求められる役割。こういう言葉がわれわれ消費者の志を高くしてくれます。

ゆきさんのレビュー 3

レビュー評価があまりに高くて期待しすぎたかな。
日本の未来ヴィジョンについてかなりひいき目というか好意的というか楽観的というか…に書かれてる。
公害や原発の問題をそんなに軽く扱っていいのかなと思っちゃうんだけどね…。
京都慈照寺の足利義政の書院「同仁斎」に行ってみたくなったのと、阿弥衆の話が面白かったのと(デザイナーの始原)、新しいリゾートホテルのイメージ(ボタニカル・アート)が読んでるだけで気持ちいいなと思った。活け花は空間に気を通わせること…ってのは音楽に似てるなぁって思った。
文章が美しい。

shoscapeさんのレビュー 読み終わった

ランドスケープデザインに携わる人間としては「観光」の章における著者の提言が気になりました。いわゆるバリなどに代表される「植民地的リゾート」に対して、「その土地の風土に合う植物を、できるだけなにもしないで、自然のままに育て上げるボタニカル・ガーデン」というコンセプトが示されています。

一方で「できるだけなにもしないで、自然のままに育て上げる」というのは下手したら薮になってしまうわけで、なかなかコンセンサスを得にくい提案であると思います。それを解決するのがランドスケープアーキテクトの役割なのでしょうか。リゾートのような場所においてさえ粗放的な環境を相応しく感じられるようにするという課題は、頭の片隅に置いておきたいです。

イトジュンさんのレビュー 4 読み終わった

著者の主張する「デザイン=暮らしの本質や文化の誇りに覚醒していく営みである」とは、まさにその通りだと思います。

日本の文化、地元の文化、今住んでいる土地の文化、知れば知るほどその土地に親しみや誇りを持ち、自分の面白味や他人に対する説得力の向上に繋がっていくのではないでしょうか。

miascaffaleさんのレビュー 読み終わった

美学についての話です、ちょっと贔屓目な気もしますが。
でも日本の違った一面に気づける面白い本です。

suzuki0w0さんのレビュー 5 読み終わった

初めて読んだ新書。おいしかったです。

urbanguitar2012さんのレビュー 3 読み終わった

『デザインのデザイン』で涙を流したので、期待していたぶん、星3つにしてしまいました。私の状態のせいだと思います。前掲書ほど高揚を覚えることなく、(そんなに出てきていないばすの)読めない漢字や横文字についていくのが大変で、苦闘しながら読み切りました。思想は素晴らしく、自分も今後の日本に生きる一人として「洗練」されるべく努力し続けないと、という思いに至りました。

kj_itoさんのレビュー 4 読み終わった

ネタバレ 「陰影礼賛」「桂離宮」など、欧米とも他のアジアの地域とも異なる日本独自のデザイン文化は古来より存在してきた。そのエッセンスを土現代、未来においてどのように昇華させられるのかを問う。グラフィックデザイナ... 続きを読む »

城西大学水田記念図書館さんのレビュー

新着図書コーナー展示は、2週間です。
通常の配架場所は、1階文庫本コーナー 請求記号:757.04//H31


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