多数決を疑う――社会的選択理論とは何か (岩波新書)

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著者 : 坂井豊貴
  • 岩波書店 (2015年4月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004315414

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多数決を疑う――社会的選択理論とは何か (岩波新書)の感想・レビュー・書評

  • タイトルにひかれて読んだ。予想とは少し違って「社会的選択理論」の入門書的内容だったが、とてもわかりやすく参考になった。

    今やまったく「多数決」はほとんど暴力。「多数決なんだから民主的だ」「選挙に勝ったからこれが民意だ」という粗雑な論理がまかり通る。どうせアタシゃ少数派ですよ、もう何言ったってムダなんだから、とやさぐれた気持ちになりがちだ。

    「有権者の無力感は、多数決という『自分たちの意思を細かく表明できない・適切に反映してくれない』集約ルールに少なからず起因するのではないだろうか。であればそれは集約ルールの変更により改善できるはずだ」

    なるほど、そういう面も確かにあるだろう。して、具体的にどんな方法があるのか。

    筆者は、18世紀の革命前のフランスに遡って(!)話を始める。ボルダという科学者がパリ王立科学アカデミーで多数決についての研究報告を行い、そこで述べられたルールが今ではボルダルールと呼ばれているそうだ。これは、たとえば選択肢が三つだとしたら、一位に三点、二位に二点、三位に一点を加点してその総和で全体の順序を決めるやり方のこと。

    これを皮切りにいくつかの集約ルールが紹介され、比較検討される。その中で「社会的選択理論」というものの成り立ちも説明されている。学術的で難解なところは省き、一般向けにかみ砕いた内容になっているが、学問としての厳密さも伝わってきて、そこがおもしろかった。

    章が進むと論点は広く深くなり、ルソーの「社会契約論」にも言及しながら、「真の人民主権」とはどういうことかについても考察される。最後は、つい最近の小平市の住民投票について。この都道328号線問題は「多数決さえまともにさせてもらえない現状を疑うことの大切さを教えている」と筆者は書いている。「民主的」と称されているだけの制度を実質的に民主化していくことが必要なのだと。

    自分の無力感の出所をもう少し整理して考えてみようという気になった。たとえ末端のそのまた先っぽであっても、今ある仕組みを民主的とは名ばかりのものにさせないことが大事なのだろう。

  • みなさん,集団で物事を決めるとき,どうしますか?多分よくあるのは,満場一致か多数決か,力のある人(ジャイアンとか)の一声かでしょう.ジャイアンに決められるのは嫌だし,満場一致が本当はいいけどそれは現実的じゃないから,多数決におちつく.多数決で決まったものは「民主的に決まった」ものだから従わなくっちゃ.となるわけ.でもね,満場一致とジャイアニズムの間には,もっと色々なルールがあっていいわけです.その色々なルールを科学的に見ていくと,多数決ってのはみんなの意見をうまく反映できない仕組みのようなのです.もっとましなルールがあるのはわかってるのに.でもみんなそれ盲目的にを使っている.
    政治家を叩くのもいいんですが,政治家の行動原理であるところの選挙制度を疑ってみる,ってことを感じさせられる一冊です.
    あと,この手の話は一通り大学で学んできましたが,とてもわかりやすかったし面白かった.大学1年生の自分にぜひ読ませてあげたい一冊でした.

  • 多数決ほど、その機能を疑われることなく社会で使われ、しかもその結果が重大な影響をおよぼす仕組みは他にない。選挙も、株主総会も基本的には多数決である。本書はその疑問から出発し、多数決がもつ不完全で危険な性質をわかりやすく説明し、他の「選択方法」についてもメリットとデメリットを解説してくれている。大勢の人間のなかでの意思決定方法、選択方法について学んでおくことは、公平で多様な意思をどう汲み取るかを学ぶことであり、組織運営にも必要な知識だと思う。

  • 星蘭祭のクラスの出し物を何にするか、委員会や部活動の代表者を誰にするか、皆で観に行く映画はどれにするか等々、複数の人がいるグループで、いくつかの選択肢の中からひとつを選ぶ場面は日常にたくさんある。そんな時、どんな方法で決めているかと問えば、多くの人は「多数決」と答えるだろう。日本の国政選挙、地方選挙もひとり一票を投じる「多数決」だ。「多数決」は、いかにも常に多数派の意見を尊重する公平で民主的な方法のように思えるが、本当にそうなのだろうか。
    共和党のジョージ・W・ブッシュと民主党のアル・ゴアが戦った2000年のアメリカ大統領選挙では、優勢だったゴアが、政策が近い市民運動家ラルフ・ネーダーの立候補により票割れを起こし、漁夫の利を得たブッシュが当選した。しかしこれではブッシュの勝利は、多数派の意見が尊重された結果とは言えない。これは「多数決」というシステムに問題があるのだ。著者は、「多数決という意思集約方式は日本を含む多くの国の選挙で使われているが、それは慣習のようなもので、他の方式と比べて優れているから採用されたわけではない。民主制のもとで選挙が果たす重要性を考えれば、多数決を安易に採用するのは、思考停止というより、もはや文化的奇習の一種だ」と言い切る。それでは、多数の意見を尊重する選挙の方法はあるのだろうか。
    集団の意思決定のあり方を理論的に考えるのが、著者が研究する社会的選択理論だ。より正確に民意を反映する方法の研究は200年以上前から行われており、様々な集約ルールが検討されてきた。そのひとつのボルダルールは、自分の意に沿う順に1位に3点、2位に2点、3位に1点という点数を付けて投票し、その合計点で当選を決めるものであり、票割れ問題を解決する。本書では、ボルダルールなどのスコアリングルール、統計的手法を用いるコンドルセ・ヤングの最尤(さいゆう)法、決選投票付き多数決、繰り返し最下位消去ルールなど多くの方法が紹介されている。そしてそれぞれの頑健性と脆弱性について具体例を挙げた説明があり、大変興味深い。どれもある意味では理に適っているように思えるが、同じ投票内容でもどの集約ルールを使うかによって結果が全て異なる例もある。集約ルールによって変わるのでは、選挙結果が民意を反映しているとは言い難い。
    著者は多数決の結果が必ずしも民意を反映するものではないことを示し、様々な集約ルールや社会的メカニズムを考察して、現状の社会制度は大きな問題を抱えるものだと教えている。「社会制度は天や自然から与えられるものではなく、人間が作るものだ」との著者の言葉に納得したら、因習や固定観念に囚われることなく、日本の社会制度についてもどんな問題があるのか、どうすればより良い社会になるのかなどを自分の頭で考えてみて欲しい。18歳から選挙権が与えられることになった現在、皆さんはこの問題に関しては、もう当事者なのだ。

  • 難しい理論も簡単なモデル化を行ってわかりやすく説明している。
    憲法改正でまずやらなければならないのが、改憲手続きである第96条であるというのはパラドクスにも感じる。
    新書をオモシロイと思ったのは久々かも。

  • 民主主義の代名詞のように扱われる多数決が必ずしも民意を反映する方法ではないという点から出発して様々な意思決定のプロセスを紹介した一冊。ある国で実際に行われている、候補者に順位を付けて投票→順位に応じて点数を加算という選挙は興味深い。多数決に対して漠然と感じていた違和感が解けた。

  • 多数決の結果は、ルールの設定次第でいかようにも変わる。このことを具体的な事例で示しつつ、ではいかなるルールを設定すればよいのか、厳密な数式に基づく経済学者たちの理論が平易に紹介されていきます。ボルダルール、ヤング・コンドルセの最尤法、不可能性定理による独裁制、クラークメカニズム、、、近年いろいろ問題となる、選挙制度、政策決定プロセスの妥当性について、考え直すためのヒントが沢山得られました。この本で述べられている社会的選択理論という学問分野の知の集積を、民主的ルートの強化のために用いて実際の我々の暮らしに反映していくにはどうすればよいか。やはり我々自身が、選挙で勝ったのだからOK的な、乱暴な言説や煽動に影響されず理知的な判断ができるように、いっそう学んでいくしかないでしょう。私にとってより学ぶ必要性を感じさせてくれる良書でした。

  • 今日の社会においては、多数決は物事の基本的な決め方として幅広く用いられている。が、本書ではその結果に果たして正当性はあるのか、という疑問を出発点に、ボルダルールとコンドルセ・ヤングの最尤法を軸に種々の選択理論の性質について解き明かし、“民主主義的な”選択方法について考察していく。
    例えば、A,B,Cの三者から一人代表を選ぶとして、ある方法ではAが最も多い票を獲得し、別の方法ではBが獲得するとする。では、この結果の違いは一体何を意味するだろう?実の所、有権者の評価よりも、選挙のシステムが結果に影響してしまっているのである。そうした結果を「民意が反映された」と言ってしまって良いのだろうか?
    本書の後半では、ルソーの社会契約論が現代にあって未だ理想的な輝きを放っていると主張し、一つの可能性として中位選択論をベースに話を展開していき、最終章で実際の問題を例に、民主主義を謳う社会にあって、「民主的な選択」からかけ離れてしまっている現状が示される。
    民主主義という言葉に隠れて実は民意が十分に反映されていない、その状況を解決するための手段を社会科学的な見地から考えていく。解り易い解説と明瞭な考察と相重なって、無批判に受け入れがちな選択の本質に光を当てる意味からも、本書には一読の価値があると思う。

  • 集団における意思決定の方法(社会選択論?)を手法の評価に限定して分かりやすくまとめたもの。
    多数決では、選択肢のあり方により同種の票が分散する事があり、真の先行が反映されない可能性が高い。それにもかかわらず、多数決での評価は民意を反映されたものだとの通念がある。それに対しては数理的研究は進んでおり、それを反映していく事が民意の反映には重要ではないかという理解して仕舞えば当たり前の話が展開される。
    ボルダルール(選択肢の数を最高得点としそこから順に選好順に得点を割り振る)がペア敗者基準、ペア勝者弱基準(選択肢をペアで対決させて行った際での勝者を絶対最下位にはさせない)、棄権操作性、公平性などをクリアし最も適切とする。
    また政策を評価する際は単峰性(一軸の基準で選好が一方向なもの辛い→甘いみたいな)が担保されれば中位選択肢が民意となるが、多数決や政党制では極端な意見が反映されうる。

    知らなければいけないけど知らない事を分かりやすくまとめている今年の新書一位だろう。

  • 新聞書評で見かけて興味を引かれて買った本でしたが、期待以上におもしろかったです。
    単純多数決は、特に選択肢が3以上になると「死に票」が多くなるので必ずしも全体の意見を適切に代表しないということは何となく意識していましたが、それが「社会的選択理論」として定式化されているというのは恥ずかしながら知りませんでした。しかも、より優れた意見集約の方法として、投票者にすべての選択肢に順位をつけさせ、それに等差の点数をつけて集計することで総合順位を決める「ボルダールール」や、あるいはその個々の票の順位を統計データのサンプルとみなして、それらと総合順位との差を最小化するように総合順位を決定する「コンドルセ・ヤングの最尤法」が最も優れた集約法だということが、数学的に結論づけられているというのは、結構驚きの事実でした。
    これまでは、選挙や住民投票のように投票者の数が多い場合には実務的にそのような集計を行うことが難しかったのでしょうが、これだけITが発達した現在、もっとこういう「合理的」な投票方法が取り入れられてもいいのではないかと強く感じさせられました。
    最終章で展開されていた、住民の直接投票による政策決定手法は、代議制民主主義を否定するものではなく補完するものではないかという作者の主張にも共感を覚えます。マイナンバーが導入されれば、本人確認が容易で確実になるのですから、もっとITを活用した住民投票が広まって欲しいものです。

  • 聞き慣れない定理も多いが、短い文の中で最大限理解できるよう配慮されている。
    こういう分野もあるんだ・・・と思った。
    著者の「善意」が底流するので、気持ち良く読んだ。

  • 『民主主義を前提として多数決を疑う』本だった。
    『民主主義を疑う』が読みたかったのだが。
    内容は、一部明らかに著者の政治的思想に基づくバイアスがかかっていると思われる記述を除き、学術的で公正で明晰である。

  • 後半難し。
    2/3多数は合理的。
    投票率50%未満でさらに過半数では民意とはとても言い難し。

  • 途中、自分の数理的理解の遅さに愕然。ボルダルールの有用性と日本国憲法は硬性憲法ではないという主張、小平市問題の酷さの見解はとてもためになった。

  • 社会的選択理論とその周辺についての概説。
    理論の成り立ちとエッセンスが理解できてとても良かった。ルソーの記述が多めなのは意外だったが良かった。
    構成にはまとまりがない。

    ボルダルール、是認投票、コンドルセ・ヤングの最尤法、棄権のパラドックス、ペア勝者規準などの規準、ルソーの「一般意志」、代表制、ボダン、中位ルール、アローの不可能性定理、64%多数決ルール、都道328号線問題、クラークメカニズム

  • 本書はタイトルのとおり、まず「多数決を疑う」ことを目的としている。わたしたち有権者は、選挙などに多数決が採用され、その結果にとりあえず従うのが正しいと自明のこととして受け入れてはいるが、その多数決の意見が本当に多数の意見を反映しているのだろうか、という疑問が本書の出発点である。

    本書を読み進めていくうちに、わたしたちが自明のものとしている多数決なるものが、絶対的に正しいものではないことが明らかになってゆく。その過程を眺めているうちに、わたしたちが依って立つ世界の根幹が、グラグラと崩れてゆくようにさえ思えてくる。

    わたしたちはともすれば、多数決原理を採用している民主主義の下での決定が、「多数決で決めたことだから正しい」「選挙で多数を取った方が正しい」と、当然に正しいものだというふうに捉えてしまいがちだ。けれども、その多数決自体が、民主主義の根幹を揺るがすもの、もっと言えば民主主義さえも壊してしまう危険性を含んでいることが理解出来る。

    だからこそ、わたしたちの意思が適切に反映される制度設計がなされるよう、わたしたちの側もまた熟議的な態度が求められているのだと言えるだろう。

  •  「選挙結果が民意であり,私たちは民意を受けたのである」と,時の為政者たちは威張り散らしているこのごろですが,今の日本の選挙結果は民意を反映していると言えるのか?
    「何かがおかしい?」と思っている方は,是非,読んでみていただきたい。
     小学生の頃から多用されている「多数決」という決め方が,けっして民主的なものではないということも分かるし,多数決に変わる「選択方法」というものも教えてくれます。
     完全な形はないだろうけれども,よりベターな形ならあるでしょう。
     ルソーの『社会契約論』などについては,全く読んだことがないのですが,とても新鮮に学ぶことができました。『社会契約論』で説かれてきたことは,現代にも生きるんです。

  • 多数決といえば、公平なルールであり世界共通のものだと思いがちだけど、実はそうではない。選挙の方法一つとってみても国によって少しずつ異なる。日本でも選挙の度に勝った側は「民意によって選ばれた」と感じ、そうアナウンスするが、実はそれは真実ではなく、勝敗を決めるルール次第で結果は大きく異なってくるということに驚愕する。本書では、どのような決め方があり、それぞれの方法にどのような長所や短所があるのかを説明する。そして、よりよい選択とは何かという民主主義の根幹ともいえるような問題を考えていく。こういったことを社会的選択理論というようであるが、本書はそのよい入門書である。

  • 民主的である、と信じられている「多数決」が果たして本当に妥当な方法なのだろうか?という疑問から始まる本書はどうやったら民意が反映され、<一般意志>のもとに立法させることができるかについて論じています。票の換算方法にはいくつかあって著者はなかでもボルダルールが妥当だと述べています。このルールは投票対象、例えば立候補者のなかから1番当選してほしい人に3点、2番目の人に2点、3番目に1点と投票し、得票数が多いものが当選、といったものです。こういったルールを数理的観点から分析していました。後半では、公共利益が最大になるような投票制度の仕組み作りについても述べられています。とてもわかりやすく書かれており、知的好奇心が刺激されました。

  • 疑おうともっと、ってこと

  • 身近なことを多数決で決めることがあってその時に
    「多数決は公平なのか」と言われたのをきっかけに
    手に取ってみました。

    初心者が読むには少し難しい…ですが多数決には
    欠陥があることは分かりました。ページ数が少ないので
    もう少し砕いた内容かページ数を増やしたほうが
    良かったかも。。

  • ・多数決ほど、その機能を疑われないまま社会で使われ、しかも結果が重大な影響を及ぼす仕組みは他になかなかない。とりわけ選挙で多数決を決めるのは乱暴というより無謀。選挙など所詮儀式と諦念するのはリアリスティックではない。なるほど儀式は正当性の発生に重要であるが選挙の結果が社会に大きな影響を与えうる以上、奇妙な結果に正当性が勝手に付与されてはたまらない。

    →"当たり前"を疑う興味深い内容でした。

  • 大数の法則を知ると、過半数の賛成では国民の民意とは言えないかも?ダルフールルール、2/3の賛成で民意に近づく?

  • わが国の選挙制度でも、例えば衆議院議員選挙の小選挙区では最も得票のあった候補者が当選するわけですが、本書はこうした多数決制度が本当に妥当なものなのだろうかということを検証しています。そこで、単純多数決ではなく、ボルダとコンドルセという2人のフランス人によって提唱されたルールを検証します。日本国憲法の改正手続は実はそれほどハードルが高くない(から、もっと厳格にするべきだとの筆者の主張)ことまで、目からうろこの連続でした。

  • 多数決、投票に勝ったものがすべてを決められる世の中であるような印象を受けることがある。

    選挙に勝利したから、賛同を得られた。
    選択されたのは我々だ。だから、政策に付託を受けたものだ。

    このような論法に、私は疑問を持っている。
    だからこそ、本書を手に取った。

    まだ、私の理解が及んでいないが内容は詳しい。
    多様な多数決のルールを紐解きながら、民意が反映されやすい方法を探す。

    第4章で現れる、
    「二項独立性と満場一致性を満たす集約ルールは、独裁制のみである。」
    という定理には肝を冷やしたが、冷静になってみると現代はこれに近い気がする。

    問題は、いわゆる市民の感覚と、執行者である行政機関との間に意識の乖離があることではないだろうか。

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多数決を疑う――社会的選択理論とは何か (岩波新書)の作品紹介

選挙の仕組みに難点が見えてくるとき、統治の根幹が揺らぎはじめる。選挙制度の欠陥と綻びが露呈する現在の日本。多数決は本当に国民の意思を適切に反映しているのか?本書では社会的選択理論の視点から、人びとの意思をよりよく集約できる選び方について考える。多数決に代わるルールは、果たしてあるのだろうか。

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