地域に希望あり――まち・人・仕事を創る (岩波新書)

著者 : 大江正章

• 岩波書店 (2015年5月21日発売)

感想・レビュー・書評

[masashikawazoeさんの感想 · 2016年1月7日]

大江正章『地域に希望あり』読了。

この人の本は、タイトル買いしてました。次回以降は電子書籍で十分。

農業に関する記述は、ツメが甘すぎると思います。
これ読んだ文系学生が就農しだしたら、メキシカンサンドイッチ店を東京のオシャレな商店街に出店した星野智幸『呪文』の主人公のような人生を歩みます。
必ず農業者が書いている本も読まないとダメです。

著者プロフィール

ジャーナリスト、全国有機農業推進協議会理事。

1957年生まれ。経済成長優先社会を問い、暮らしを見直すメッセージと新たな価値観・思想をわかりやすく伝えることをモットーとする。主著に『農業という仕事――食と環境を守る』（岩波ジュニア新書、2001年）、『地域の力――食・農・まちづくり』（岩波新書、2008年）、『地域に希望あり――まち・人・仕事を創る』（岩波新書、2015年、農業ジャーナリスト賞受賞）。

「2020年 『有機農業のチカラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」