- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004315575
感想・レビュー・書評
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介護のサービスが複雑化していて、中にいても理解が難しい。政策の話も多くて、介護人材が集まる方がいいのだけど、給与が少ないのは現実としてあり、何とか魅力ある業種になったらいいんだけど…。
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/687457 -
Dec 4, 2018, 1:30 PM
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介護の現実について
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財源論に物足りなさを感じる...。貰い物でなければ読まなかっただろう。
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配置場所:2F新書書架
請求記号:369.2||Y 97
資料ID:C0036931 -
在宅介護を中心として介護保険の全体像をつかむことができる一冊。様々な関係者へのインタビューもあり、よりリアルに認識でき読み進めやすいと感じた。
今後誰もが人ごとではなくなる介護の問題については、広く知識を身に付けておくべきだろう。利用者側だけではなく、従事する側の問題点を指摘する点も興味深かった。 -
介護士のひとだとか、主介護者じゃない介護者のひとだとかが、介護をざっくりと勉強するのにはいいかもしれない読み物です。介護士の賃金が低すぎること、介護サービスの事業所の経営が成り立つこと、介護保険の費用を国民の大きな負担にしないこと、安価で上質の介護サービスが多くのひとに与えられるものであること、そういったことを顧慮するには、財源をどうするか、という大問題から目をそらすことはできません。介護保険料をあげすぎずにやっていくには、消費税をもっと上げるだとか、インフラに投資する何割かを介護の分野に回すだとか、著者はいろいろと提言していますが、なかなか難しそうな印象を受けましたね。社会の有りようが変わっていくこと、それも低成長時代に突入したこの時期に、ブラック企業やニートや少子化などなど、僕にはそういうことも絡み合っているように思えてきます。
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介護、特に在宅で介護をするときに使うことになる様々な制度、施設、サービスを、非常に分かりやすく解説してある。
在宅介護と一言でいっても様々な状況があり、リハビリテーションや簡易な医療行為の必要性の有無、家族の関わり方などに応じて使い分けていかなければいけない。
取り上げている制度が幅広く、それらを概略として非常に分かりやすくまとめているので、全体像を知るのに便利だった。
また、本書の主題として、介護制度のあり方に関する現状の課題、政策提言も論じられている。厳しい財政状況と人材の不足を考えると、介護のサービスを介護の領域の財源、人材だけで組み立てることは非常に厳しいのではないかと感じた。
教育、スポーツ、情報など、その他のサービス産業の力をいかに介護の領域に取り込むか、そしてその中で、ケアマネージャーを司令塔として、多様で必要な専門的なサービスを一人ひとりの状況に応じて届けることシステムをいかにしてつくることができるかということを考えていかなければならないと感じた。