ミクロ経済学入門の入門 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004316572

感想・レビュー・書評

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  • 入門書を読む前に読むと非常に有難い本。ミクロ経済学の概念が分かりやすく説明されている。経済学を学びたい大学一年生に適しているのではないか?
    分かりやすい説明には相当苦労したのではないか、と思われる箇所が多々ありました。お疲れ様でした…

  • タイトル通り、ミクロ経済学の入門の入門レベル。容易に理解できるだろう。

  • 坂井さんの本は大好きで、本書は特にミクロ経済学の授業をされている同氏が「わかりやすく飽きさせない工夫」を重ねていることが言葉の端々にみられる。
    オリエンタルラジオの中田敦彦さんの「YouTube大学」が500万人を突破したそうだが、坂井さんが脚本を書けば芸人がミクロ経済学YouTuberとして人気となるに違いない。

    ミクロ経済学を学ぶ時の一冊目として最適。もし自分の子どもが春から経済学を学ぶよ、というなら春休みにプレゼントしたい一冊だ。

    ちなみにマクロ経済学をこれから学ぶ人には長沼伸一郎さんの「現代経済学の直感的方法」がオススメ。
    https://booklog.jp/users/kuwataka/archives/1/B086JW8RYR

  • オーディオブック。図を多用しているため、オーディオで聴くには向かない本だったかも。前半くらいまでしか分からなかった。物理本で見ると分かりやすそう。再読したい。

  • 経済学のケの字も知らない僕でも楽しく読めた。

  • ミクロ経済学とゲーム理論はつながっている。
    市場の財を巡って、相手の選択と自身の選択を考え、より得するように考えるのがゲーム理論なのだろう。
    私自身が今までに知っていたミクロ経済学の知識の確認と、それを応用するゲーム理論との橋渡しになった。

  • 本来は複雑な数学が必要な経済学が、可能な限りわかりやすく薄くまとめられていて助かる。
    アカデミー賞ばりにいろいろな人への謝辞を連ねたあとがきだけが余計…。

  • 20190708読了
    ミクロ経済学の代表的な考え方を理解したく購入。
    これまで何度も挫折してきた経済学、当然ながらなんぞやまで理解はできなかった。ただ図表やその面積からだれにどんな利益がもたらされているかという構造を理解する考え方は大変わかりやすかった。
    このあとゲーム理論の本も読もうと思っていたので、それを読んだ後もう一度読み返してみたい。

  • 数式を使わないでミクロ経済学の基本を教える。数式の代わりに図を使っている。図で説明されると、何となくわかった気になるから不思議(苦笑)。無差別曲線、予算額と最適化、需要曲線、供給曲線、市場均衡、外部性、独占と寡占、リスクと保険、公共財、再分配の各章。

  • タイトルの通り、経済学を全く知らずとも理解できます。

    自由市場ではどのように価格が動いていくのか?寡占とは何か?なぜ公共事業は必要なのか?保険の性質は?

    こういったことに興味がある方はおすすめです。
    筆者もウリ文句にしていますが、150ページと非常に短いのも良い点だと思います。

著者プロフィール

慶應義塾大学教授

「2017年 『大人のための社会科 未来を語るために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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